木星が5月10日から7月にかけて、地球に最接近します。

実は今年の夏は、この木星以外にも、土星や火星も約1世紀ぶりの最接近!

さらにこの3つの惑星は、空のほぼ同じ方角に明るく並ぶのです。

3つの惑星の中で、1番早く地球に近づくのが、木星。

薄茶色の大きな木星はとっても見つけやすくて、街灯のない暗い場所で、外が暗くなった頃の空には既に、お天気が良い日の夜はよく見えているんですよ。

既によく見えている、と言っても最接近のピーク時間や方向方角って気になります!

なのでここでは、5月10日に地球に最接近する木星について、見頃のピーク時間や方向方角について、また私のおすすめ日時についてもまとめてみました。

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5月10日の木星が地球に最接近するピーク時間は?

5月10日の木星最接近のピーク時刻は、深夜2:00頃

とはいっても、流れ星のように、あっという間に地球から遠ざかっていくものではありません。

この時刻が、地球に最接近ということは地球との距離がより近くなるので、大きく見えるし、見つけやすくなるということ。

流れ星の場合は、ピーク時刻の極大時刻が決まっているので、その時刻を大幅に外すと見える個数は極端に減ってしまうのですが、木星はそんなに大急ぎで地球から去っていきませんからちょっと日にちがずれても大丈夫です!

木星最接近の方向方角は?

地球に最接近した大きな木星が見られる方向方角は、南西から南東の空

方向方角も流れ星ほど首を真上に向けなくちゃいけないわけではなく、北向きじゃない空を斜め45度くらい見上げる程度で、確認することができますよ。

ただ残念なことに、5月10日はお天気がちょっと怪しいのです。

西日本地方は晴れの予報になっているので、日が暮れて月が見え始めたころには、地球に接近して大きく見える木星が確認できるはずですが、関東より北や東側の地方は、曇→雨。

観測は難しそうなのです。

全国の天気予報

木星が最接近する当日のお天気は、ご覧の通り、西日本はバッチリ晴れマークがついているのですが、関東より北部、東部は曇から雨マーク。

ちょっと残念・・・

仮に、最接近する5月10日に大きな木星が観測できなかったとしても、確実に木星とわかるような、見頃のピークがあるんですよ!

おすすめの見頃のピークは5月27日(日)

地球に接近した木星の観測にピッタリの日にち5月27日の日曜日

その理由は、月と大接近するからです。

現在も、月が南西から南東に浮かんでいる時刻だったら、月のそばにくっついている薄茶色の木星を観測することが出来るのですが、月の動きは速いため、あっという間に離れ離れになってしまうんですね。

なので狙いは、月と木星が大接近した時刻を狙って月を探すという方法です。

これだったら、とっても見つけやすいですよね!

●その日にちが5月27日(日)

●ピーク時刻は夜の20:00頃

5月27日(日)の夕方から翌28日(月)の明け方までは近い距離で観測できます。

月と木星の間隔が、時間の経過とともに近づいていく様子や大きさの違いも、27日の夕方と深夜では肉眼でも確認できそうですよ。

ちょっと日にちが過ぎてしまいましたが、実は、5月7日にも月と木星が大接近していました。

次に月と木星が接近するのは、6月23日(土)から24日(日)にかけて

この日頃には、土星も地球に大接近しています。

ただこの時期は、梅雨入りしている地方もあるので、観測はかなり微妙かもしれませんが、、お天気良ければ是非チャレンジしてみてください。

翌週に見頃のピークを迎えるストロベリームーンと合わせて、一足先にピンク色の月と並んだ薄茶の木星とタイミングがあえば土星も一緒に観測できるかもしれません。

地球に大接近の木星について

 

木星(もくせい)は太陽系で、大きさ、質量ともに最大の惑星です。

ジュピターと言うとわかりやすいですね。

左側の一番大きくて横縞があるのが木星(ジュピター)で、真ん中の空色のUranusuは天王星、そしてEarthが地球です。

ちなみに、下の一番右、Plutoは冥王星(めいおうせい)。

小さくて可愛いです。

こんな物体が、空にプカプカ浮いていると思うと、やっぱり不思議です。

木星は古くから神話にも登場する惑星で、古代から観測されていました。

私達がよく知っている星座占いの基本になっている12星座も、木星の黄道に沿う約12年にわたる周期が基本になって各星座が決められています。

また、占星術で言う木星のエネルギーパワーは、「拡大と発展、チャンスと援助」。

夏の間中地球に接近しているこの大きな木星は、私達が地球上で制限している日常のちっぽけな思考を拡大してくれるような気付きやヒント、または大きなチャンスまでプレゼントしてくれそうです。

また、月と大接近して地球に向かってくる木星は、潜在意識を司る月の力と相まって、自分でも気づかない潜在意識の奥に眠っている才能や意識まで拡大して引っ張り出してくれそうですよ。

そう考えると、木星が地球に接近するタイミングで、天体観測と合わせて、自分と静かに向かい合う時間をとってみると、自分自身のワクワクする面白いものまで発見しそうです。

他にもこの5月10日の木星の大接近以降、土星や火星も地球に接近してきます。

  • 土星は6月28日(テーマ:時間)
  • 火星は7月31日(テーマ:行動を起こすきっかけや積極性など男性性パワー)

2018年は、流れ星の観測条件が月の大きさの関係でとっても悪い年なのですが、そのかわりに惑星が楽しませてくれそうです。

スマホ用おすすめ格安の天体望遠鏡

一昨年あたりから、以前は高額だったスマホ用の天体望遠鏡も、買いやすい値段のものが沢山販売されるようになりました。

ちょっと性能が良さそうなものと、子供と一緒に楽しめるものを2つピックアップしてみました。

性能がちょっと良い、と言ってもどちらも子供用なんですけどね!

性能の善し悪しで、当然お値段も変わってくるわけですが、私が凄く気になったのが↓↓↓こちら。

小学生のお小遣いで買えそうな値段なので、本格的なものに比べると性能は劣りそうですが、子供と一緒に組み立てて、天体観測できるっていうのは凄く楽しそうです!

まとめ

ここでは5月10日に地球と大接近する木星のピーク時間や方向方角について調べて見ました。

  • 見頃のピーク時間:5月10日(木)深夜2:00頃
  • 方向方角:南西~南東

月と最接近する日時も見頃!

  • 日にち:5月27日(日)
  • ピーク時刻:夜の20:00頃

2018年の流れ星は、月明かりの関係で条件がよくないものが殆です。

そのかわりに、1世紀ぶりに地球に接近する惑星の天体ショーが楽しめるというわけです。

天体望遠鏡も、スマホで撮影できるものが思ったよりも安価で売られているんですよね。

2018年の流れ星や、お月さま情報も合わせてどうぞ

2018年の流星群はいつ?方向方角やピーク時間と個数も調査!

ストロベリームーン2018年の見頃のピーク時間と方向方角は?

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