高村和人のwiki風プロフィールは?射撃やスキーはどうやるの?

高村和人(たかむらかずと)選手は2018年のピョンチャン(平昌)パラリンピックで金メダル候補として注目を集めている選手の一人です。

高村和人選手の障害は視覚。

それなのに競技はノルディックスキー分野の「クロスカントリースキー」と、それに射撃も組み合わさった「バイアスロン」です。

クロスカントリースキーは体を使っていくので、視覚障害があってもまだなんとかいけるのかな?という気はするのですが、射撃って視力が普通でも難しそうな気がします。

高村和人選手
http://www.nhk.or.jp/heart-net/

ここではそんな「バイアスロン」「クロスカントリースキー」に挑戦する高村和人(たかむらかずと)選手と競技についてまとめています。

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ノルディックスキーとクロスカントリースキーとは

ノルディックスキーとは

ノルディックスキーとは 、 斜面を滑るのに特化したアルペンスキーに対して、山が少なく平坦な北欧地方で発達した、距離と飛躍で争うスキー競技です。

クロスカントリースキーとは

クロスカントリースキーとは、リフトを使うことなく、平地を進んだり急な坂を登ったりするスポーツで、ヨーロッパやカナダでは人気のスポーツです。

斜面を滑走するのに特化したアルペンスキーに対して、山が少なく平坦な北欧地方で発達したスポーツなので、距離と飛躍で競います。

パラリンピックのクロスカントリースキー競技の場合

パラリンピックのクロスカントリースキー競技には射撃までいれた4種目あります。

  1. スプリント
  2. ミドル
  3. ロングと呼んでいる短距離走、中距離走、長距離走
  4. バイアスロン(射撃)

そして1~3までのスキー競技には「立位」と「座位」があり、立つことが難しい選手は「座位」で参加するのですが、高村和人選手は「立位」です。

バイアスロン(射撃)とは

バイアスロン競技はクロスカントリースキーのなかに、射撃を組み入れたレースで、バイアスロンの語源は、ギリシャ語で2を意味する「バイ」と、「アスロン」(競技)を合わせた言葉です。

このバイアスロンとスキーがどういう風に組み合わさえるかというと、バイアスロンのロング(長距離)競技は、2.5kmのコースで行われ、2.5kmを1周走るごとに射場に入り、5回のシューティング(射撃)をします。

バイアスロンのパシュート(追い抜き)競技は、1kmを1周走るごとにシューティングをします。

バイアスロン競技で使用するのは、実際に実弾が出るエアガン(空気銃)で、的の大きさはなんと1.5cm!

そしてバイアスロン競技では、全て的中することを駐車場のように「満射」と言い、的(まと)のことは「テキ」と読んで、的を外すとペナルティもあるという、かなり精度の高いものを要求される競技です。

どうやって的に当てる?

一番の関心事は、小さな的にどうやって焦点を合わせて当てるのか?

私は以前、グアムに旅行に行った時、体験射撃をやったことがあるのですが、女性用1番小さく軽いものでも、重量感があったのを覚えています。

そして引き金を行くと、その振動で腕が大きく揺れて的に当てるどころでは全くありませんでした。

ドラマのシーンのような、カッコイイ自分を想像していたのですが(笑)。

こんな風に、目が見えていても難しいというのに、視覚障害者の選手は、実際に自分の目で見て撃つことができません。

視覚障害者の選手は、周波数を聞くことができるヘッドフォンをつけて行うのだそうです。

そのヘッドフォンは音式スコープという装置で、それによって、的に銃口が近づいてくると、周波数が上がっていくのですが、その音を聞き分けて狙いを定め、撃ち抜くのだそうです。

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明暗が分かる程度の高村さんは、スキーでは先導する「ガイド」の声を頼りに滑走し、視覚以外の感覚を研ぎ澄まして、カーブや起伏、雪面の凹凸に至るまでコースを徹底的に記憶するといいます。

射撃の時の集中力も相当なものなのでしょうね。

高村 和人プロフィール

高村選手とガイドの藤田さん

*画像は左が高村選手、右がガイドの藤田さん。

  • 名前:高村 和人(たむら かずと)
  • 生年月日:1982年7月29日
  • 出身地:秋田県仙北市出身
  • 職業:スキーヤー、岩手県立盛岡視覚支援学校教諭
  • 2015年ジャパンパラ冬季競技大会で優勝
  • 同じく2015年のIPCクロスカントリースキーワールドカップで世界3位入賞
  • 2016年にはIPC アジアカップミドルで1 位

高村さんの視力は、中学生の頃から次第に視力を失って、今では明暗が分かる程度だそうです。

そんな高村さんを絶望の淵から救ってくれたのは、障害があっても可能性は広がっていると気づかせてくれた視覚支援学校の存在でした。

なので普段はその母校、岩手県立盛岡視覚支援学校の教諭として、教壇に立っていらっしゃいます。

高村さんは、ピョンチャン(平昌)パラリンピックでメダルを獲得することと同時にもう1つの大きな夢をお持ちです。

それは、自分のためだけではなく、「自分が世界で活躍することで教え子たちに夢と希望を与えたい」と言う夢です。

こちらの画像は、2016年1月に韓国のピョンチャン(平昌)で開かれた「障害者ノルディックスキーアジアカップ」で見事1位で優勝されたときのもの。

左から2番めのグレーの帽子が高村さんです。

そして、その右横がガイドの藤田佑平さん。

障害者ノルディックスキーアジアカップ

このレースでは、

藤田佑平ガイドのリードのおかげで優勝することができました。

とコメントされていたのですが、レースはガイドさんとの二人三脚で行われます。

ガイドの藤田佑平(ふじたゆうへい)さんは、早稲田大学大学院に通いながら高村和人さんのガイドをなさっています。

岩手県立盛岡視覚支援学校について

岩手県立盛岡視覚支援学校は、高村和人さんの母校でもあり、現在は経論としての職場にもなっている学校です。

平成21年4月1日に、青山養護学校と松園養護学校が統合し開校した特別支援学校。

継続して医療や生活規制が必要な児童生徒のための、病弱を主とする小学部・中学部・高等部・訪問教育の特別支援学校で、平成28年度は、幼稚部~高等部まで合わせて、計35名が在籍していました。

学校を卒業した後は、高校や大学や専門学校へ進学か、一般就職・福祉就労等を目指しているそうです。

まとめ

ここでは、来年2018年にピョンチャン(平昌)パラリンピックで金メダル候補として注目を集めている高村和人(たかむらかずと)選手についてまとめています。

今期のスキーやスケートの時期はそろそろ終わるので、来年のピョンチャン(平昌)パラリンピックまで1年はあるけれど、高村選手のご活躍を楽しみにしておきたいと思います。

それにしても、視覚障害者でも射撃ができることが衝撃的で感動的です。

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