http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/11/maggiestokyo-open_n_12439884.html
マギーハウス01

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/11/maggiestokyo-open_n_12439884.html

マギーズ東京は、イギリス発祥の支援施設で、がん患者やそのご家族の精神的・心理的ケアを行う施設です。

自然を感じられる小さな庭や室内にはキッチンがあり、パッと見る外観はおしゃれなカフェや美術館のようで、病院のような緊張感もありません。

室内も自由にお茶を飲み、ほっとくつろげるようにふんだんに木が使われています。

こんなマギーズ東京はがん告知の衝撃に打ちひしがれた患者自身や、死の恐怖におびえる末期がんの患者はもちろん、ご家族や友人など、がんに関わる人すべての人を対象に、専門的な訓練を受けた看護師や心理療法士が無料で相談に応じてくれる施設です。

がんの羅漢率は、2030年頃まで増え続けると見られています。そのがんの治療法の開発とは対照的に、対策の遅れが指摘されているのが、がん患者やご家族の精神的・心理的ケアと“人生そのもの”を支える取り組みです。

その証拠に、ある調査によると、がん宣告を受けた人の6人に1人がうつ病を発症し、告知から1年以内に自殺するリスクは通常の20倍を越えるのだそうです。

こうした中で、世界の医療関係者が注目するイギリス発の支援の試みが、「マギーズ東京」で、去年の秋に、東京の豊洲で始まりました。

ここではマギーズ東京について、行き方・アクセスや施設についまとめています。

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マギーズ東京について

マギーズ東京05

http://maggiestokyo.org/

マギーズ東京の最大の利点は、平日午前10時から午後4時まで予約なしで無料で相談に応じてくれるところ。

通常、こういった相談できるところは曜日や時間枠が狭く、数カ月先まで予約でいっぱいというケースも多く、利用しづらいのが現状です。

一般の健康な方だって、普段ならなんともない出来事や言葉にとても敏感になって急に気落ちしたり悩んだりしてしまって、だれかにちょっと話を聞いてもらったり相談したくなることもしばしばあります。

日照の少ない冬や曇りの日でさえ「感情生気分障害」といって、気持ちが沈むこともわかっているくらいですから。

それは、どんなに健康であってもです。

そんな状況なので、がん患者やそのご家族は健康な人以上に全てに敏感になっている状態で、そんな時、予約無しですぐに駆けつけることができる場所は本当にありがたいところです。

対応してくださるのは、専門的な訓練を受けた看護師さんや心理療法士というのも、ありがたくって、体調の悪さからの気持ちの落ち込みにも、逆に気持ちの落ち込みから来る体調の悪さにも対応していただけそうです。

施設の建設費や運営費は、行政に頼らず全額、活動に賛同した市民や団体による寄付でおこなわれています。

社会全体でがん患者を支える体制づくりを目指しているのがマザーズ東京です。

マギーズ東京の施設案内

マギーズ東京02

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/11/maggiestokyo-open_n_12439884.html

  • 住所:〒135‐0061 東京都江東区豊洲6-4-18
  • TEL:03-3520-9913
  • FAX:03-3520-9914
  • 開館時間:月曜日~金曜日(午前10時~午後4時まで)
  • ※土日・祝日はイベント時のみオープン
  • URL:http://maggiestokyo.org/

行き方・アクセス

住所:〒135‐0061 東京都江東区豊洲6-4-18

電車をご利用する場合

  • ゆりかもめ「市場前」駅下車徒歩3分

まとめ

ここでは、昨年10月にオープンしたがん患者やそのご家族の精神的・心理的ケアを行うイギリス発祥の支援施設マギーズ東京についてまとめています。

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