「注文をまちがえる料理店」が、6月に期間限定でプレオープンして、とっても評判が良かったので、また9月に2度めのオープンのための準備がはじまりました!
「注文をまちがえる料理店」で働くのは認知症の方々。
お店の名前も、すごくユニークで楽しいのですが、お店のコンセプトもお客様もとっても優しくて、働く人もお客様もとっても温かいのです。
ここでは、「注文をまちがえる料理店」の9月オープンの場所や、6月にプレオープンした時の口コミについてまとめてみました。
目 次
注文をまちがえる料理店9月の場所や日時は?
9月に「注文をまちがえる料理店」がオープンするのは9月16~18日の3日間。
6月とは場所が変わって、東京・六本木の「RANDY」で、11~15時の予定です。
6月の期間限定でオープンした「注文をまちがえる料理店」は、もともと内輪だけのトライアルオープンだったのですが、大好評だったので、9月の「世界アルツハイマー月間」に併せて、また期間限定でオープンが計画されていたのです。
- 日時:2017年9月16日(土)~18(祝・月)まで
- 時間:11~15時(予定)
- 住所:東京都 港区 六本木 1-3-37 アークヒルズアネックス
行き方・アクセス
住所:東京都 港区 六本木 1-3-37 アークヒルズアネックス
- 東京メトロ南北線 「六本木一丁目」駅北改札、3番出口から徒歩4分。
- 北改札出て直進、”泉ガーデンタワー”左エスカレーターで昇り
*泉ガーデンレジデンス経由で行くと便利
食事代は一律1,000円で提供されるようですが、前回の反響の大きさから、当日は長い時間外で待つ可能性があります。
現在、当日の参加チケットは、クラウドファンディングのリターンで購入可能になっています。
抽選での入場参加チケットになっているようですが、寄付を兼ねたチケット購入をご検討の方はぜひどうぞ。
注文をまちがえる料理店コンセプト
調理を担当するのは、認知症の方々ではなく一流シェフです。
さすがに、お塩と砂糖を間違えた・・・ってことになったら、笑っているつもりの顔も厳しいものになりそうです。
注文をまちがえる料理店コンセプト
認知症のひとたちが働く「注文をまちがえる料理店」のプレオープンに行って来ました(^^)
ジュンヤくんはおばあちゃんにハンバーグを注文したんだけど、見事に餃子が来て大笑いしました笑 pic.twitter.com/TshX6wOMml
— 工藤瑞穂(soar編集長) (@mimimizuho) 2017年6月4日
この、「注文をまちがえる料理店」を企画したきっかけは、ディレクターが4年前に、認知症介護のプロのドキュメンタリー番組を作っていたときに経験した、ある「間違え」がきっかけだったそうです。
グループホームで生活する、認知症の方々を取材していたときのこと。
ここで生活する人々は、自分が出来ることはすべて自分できちんとやられるのだそうです。
そして、ロケや取材の合間に、おじいさん、おばあさんの作る料理を何度かごちそうになっていたある日のこと。
聞いていた献立はハンバーグだったのに、餃子が出てきたことがあったそうです。
「あれ?今日はたしかハンバーグでしたよね?」
と言いそうになったところを、ぐっとこらえたそうです。
理由は、その言葉を発してしまうと、なんだか気持ちが窮屈になってしまうんじゃないか、と思ったことと、この事実を許容した先には、誰もが今よりもちょっと呼吸のしやすい世界の姿があるんじゃないか?と思ったからだそうです。
「ハンバーグが餃子になったって、別にいいんじゃないか?」
「誰も困らないんじゃないか?」
「おいしければなんだっていいんじゃないか?」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170807-00000002-withnews-sci
間違いを指摘することによって、料理を作ったおじいちゃんおばあちゃんたちが築いている「当たり前」の暮らしが台無しになる気がしたそうです。
また、その時に「こうじゃなきゃいけない」という固定観念にとらわれていた自分に気が付き、「注文をまちがえる料理店」というコンセプトが浮かんだそうです。
法律や制度を変えることももちろん大切だと思うけれど、私たちがほんのちょっと寛容であることで解決する問題もたくさんあって、
『間違えることを受け入れる、間違えることを一緒に楽しむ』
という新しい価値観をこの不思議なレストランから発信できればという、温かいコンセプトのもとオープンした料理店です。
6月のプレオープン時には、お客様のテーブルに注文を取りに行ったのに、何をしに行ったのかわからなくなってしまったおばあちゃん。
お客様の方から「注文を取りに来てくれたんですよね」と声をかけられる一幕があったり、同じテーブルに水を2つ運んでしまったり、ホットコーヒーにストローをつけてしまったりと、はっきり言って、むちゃくちゃだったそうですが、それでも、生き生きと働くおじいちゃんおばあちゃんの姿に、席に着いているお客さんはみんな笑顔で、終了後のアンケートによると、3人に2人には何らかの間違いがあったようですが、ほぼすべての人が「気にならない」と答えたそうです。
みんなとても温かい。
おばあちゃんも可愛いし、こんなニュースは本当に気持ちを緩めて温めてくれます。
「注文をまちがえる料理店」を企画したのは、NHKの小國さんやマギーズ東京の鈴木美穂さんなど、有志で集まった素敵なみなさん!さすがのコンセプト、そして暖かな空気作り。
何より働いていた若年性認知症の方の嬉しそうな笑顔が忘れられません^ ^ pic.twitter.com/bIhoZGZOOG
— 工藤瑞穂(soar編集長) (@mimimizuho) 2017年6月4日
口コミ・評判
お店のコンセプトをきちんと知っていれば、メニューの間違いなんて本当にどうでも良くって、そのことをわかっている方たちのツイートもすごく温かいものばっかりです。
- やだ、ちょっと行ってみたい。おじいちゃんおばあちゃん大好き。
- 「そういうことがおきるお店」ってわかってるからある意味安心感ある
- 違う注文が来たら面白いし、そのまま来たらほっとするなんて、面白そう!行ってみたいなー!
- 行ってみたいー! まちがえてほしいー
また、注文通りのものがテーブルにはこばれてくると、他所のお店では当たり前のことなのに、ここではちょっと違っていて、それも微笑ましいんですよね。
注文どおりでした!ほっとしたけれど、ちょっとザンネンな気も・・・(笑)
次回の開催予定は?
「注文をまちがえる料理店」6月はどこだった?
「注文をまちがえる料理店」が6月に行ったプレオープンの場所は、イベントのある土日だけオープンする『マギーズ東京』でした。
⇒ マギーズ東京(豊洲・がん患者ケアセンター)の場所や行き方施設案内まとめ
このマギーズ東京は、がん患者やそのご家族の精神的・心理的ケアを行う支援施設です。
もともと、自然を感じられる小さな庭やキッチンがあり、外観はおしゃれなカフェや美術館のようだし、室内も自由にお茶を飲み、くつろげるようにふんだんに木が使われて、ほっとできる空間です。
- 住所:〒135‐0061 東京都江東区豊洲6-4-18
- 開館時間:月曜日~金曜日(午前10時~午後4時まで)
- TEL:03-3520-9913
- FAX:03-3520-9914
- 土日・祝日はイベント時のみオープン
- URL:http://maggiestokyo.org/
6月のプレオープンの様子が、とってもキレイな映像のプロモーション動画としてYoutubeにUPしてありました。
まとめ
ここでは、2017年の6月2日~6月4日の期間限定でプレオープンした「注文をまちがえる料理店」のが予定通り9月に再オープンするというので場所やオープン予定日について調べてみました。
6月にオープンした「注文をまちがえる料理店」の場所になったマギーズ東京については、4月にテレビで特集されて知ったばっかりでした。
そして今回、「注文をまちがえる料理店」という、ほっこりするネーミングにひかれてお店を調べてみると、なんと、マギーズ東京だったので、ちょっと驚きました。
⇒ マギーズ東京(豊洲・がん患者ケアセンター)の場所や行き方施設案内まとめ
このマギーズ東京は、イギリス発症のケア施設で、がん患者やそのご家族の精神的・心理的ケアを行う支援施設です。
こんなところでいただくお料理って、食べた人を本当に元気にしてくれるんですよね。
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