故・金正日(キムジョンイル)総書記の長男・金正男(キムジョンナム)が、マレーシアのクアラルンプール空港で暗殺され他事件で、女性スパいによる毒針が使用されたと報道されています。
毒針ってなんだ!?
と調べてみると、針は針でも、当然縫い針のようなものではなく、私は一瞬、BCGのハンコ注射を想像してしまたのですが、そんなあからさまに針とわかるようなものでもありませんでした。
それにしても、大人になって久しぶりに、そのハンコ注射を見ると、卒倒しそうなくらい怖いです。
怖くなければ画像をどうぞ。
BCGのハンコ注射
今は注射も任意になっていますけど、こんなの打つって怖すぎます。
毒針ってどんなもの?
話を毒針にもどすと、毒針は、ボールペン型や万年筆型、また懐中電灯型など、パット見わからないようになっていて、過去のニュース記事でも画像が公開されていました。
過去に北朝鮮で使用されている毒針が公開されたのは2011年なので、それから更に改善されたり、違ったタイプのものが出ているとは思うのですが、その時に公開された毒針は3種類。
ボールペン型と万年筆型、そして懐中電灯型です。
ボールペン型や万年筆型
上が万年筆型で下がボールペン型。
キャップを5度回して押すと、毒薬を仕込んだ弾丸が発射される仕組みになっているようです。
懐中電灯型
出典:http://www.asahi.com/special/08001/TKY201110080150.html
こちらは、安全装置を外してボタンを押すと毒薬を仕込んだ弾丸が発射される仕組みです。
この画像が日本で公開されたのは、2011年10月8日。
ソウル中央地検が10月6日に公開したもので、この武器を使って、その年の9月に韓国の人権団体代表を殺害しようとしたとして、脱北者男性が逮捕された時に所持していたものだそうで、公開されていました。
武器は、万年筆型と懐中電灯型の銃2丁とボールペンの先に針を仕込んだ毒薬カプセルの計3種類。銃は先端に刃物がついた弾丸が飛び出す仕掛けで、射程約10メートル。弾丸や針には、10ミリグラムで呼吸停止や心臓まひを起こす毒薬が仕込んであった。脱北者の男性が逮捕時に所持していた。
出典:http://www.asahi.com/special/08001/TKY201110080150.html
この毒針は、通りすがり針を打ち込んだり、拘束後に使用されているようで、拳銃のような大きな音が出ないことや、持ち物としても違和感がありませんから、怪しまれにくいですね。
今回の金正男(キムジョンナム)氏の暗殺は、『マッサージをしてやるとして近づいた女性に拘束されたもの』と、外国の報道ではニュースになっており、日本でも「北の女スパイ2人が毒針が用いて毒殺した」と報じられています。
女性がマッサージの準備と称して、胸元からペンを取り出したり懐中電灯を取り出す素振りを見せてもちっとも怪しい感じもしなかったのでしょう。
まとめ
ここでは、金正男(キムジョンナム)氏が暗殺された際に使われたと言われている毒針についてまとめてみました。
こういった報道がなされると、万年室やボールペンに過剰に感応してしまいそうです。
また、この報道を見て、ちょっと手先の器用な人なら簡単に作ってしまえそうな気もして怖いです。
バレンタインで賑わっている日本において、他所の国ではこんなことが行われているなんて、まるで映画の世界のようです。
日本政府の政治のあり方についてゃ不平も不満もあるけれど、それどもやっぱり日本は平和なのですね。
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