そば

いなべ市にあるお蕎麦やさん「山里乃蕎麦屋・拘留孫(やまざとのそばや・くるそん)」は、まだお店をオープンして、比較的日も浅いのですが、蕎麦好きを満足させる本格的な味で、土日は早い時間に売り切れてしまうほどの人気店です。

そんな拘留孫(くるそん)とオーナーの松下さんご夫妻が10月7日の人生の楽園の主人公なのですが、とことん地産地消にこだわり、出汁に使うお醤油まで地元産というのですから、美味しいにきまっていますよね。

ここでは、三重県いなべ市の山里乃蕎麦家・拘留孫(くるそん)について、行き方・アクセスや口コミについて調べてみました。

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「山里乃蕎麦屋・拘留孫(くるそん)」の基本情報

くるそん内装

引用:食べログ

拘留孫(くるそん)という店名は、自宅の裏にそびえる「拘留孫岳」からなつけたそうです。

  • 住所:三重県いなべ市藤原町篠立771-2
  • 電話:0594-46-3181
  • 営業時間:11:30~14:30 なくなり次第終了
  • 営業日:土・日・月・日のみ
  • 定休日:水・木・金
  • 駐車場:あり

行き方・アクセス

クルソン

引用:http://colocal.jp/topics/lifestyle/inabe/20170412_95100.html

  • 最寄駅:三岐鉄道三岐線 西藤原から車で約15分(5.3km)
  • 名神高速道路関ヶ原ICから19km・東名阪道桑名ICから車で約40分(26km)

お店への道は上り坂で道路は山道で狭いようです。

メニューと値段

そば定食

http://colocal.jp/topics/lifestyle/inabe/20170412_95100.html

くるそんで地響されるお蕎麦は、自家でひいてご主人自らの手打ちそばです。

そばはちろん地元の常陸秋蕎麦で、小鉢や奥様が作る天ぷらも全て地元産です。

  • ざる蕎麦:800円
  • 蕎麦ランチ(ざる蕎麦、天ぷら、小鉢、デザート):1000円
  • 蕎麦定食(ざる蕎麦、天ぷら、小鉢、ご飯、漬物、デザート) :1300円
  • 手作りそばアイス:250円(手作り)

ほかにも、そばプリンや、そば粉を使ってねて餅状にしたそばがきなどもあるようです。

そばプリン

そばがき

引用:http://colocal.jp/topics/lifestyle/inabe/20170412_95100.html

みりんも、おとなり岐阜産が使われています。

口コミ・評判

2017/07訪問
lunch:5.0
藤原町の大好きな草餅を買いに行くときに見かけていた看板が気になっていてお邪魔しました。

周辺は道が狭いので気をつけて訪問してください。店先の庭とすぐそばの第2駐車場があるので問題はないと思います。

休日の昼過ぎにお邪魔しましたが、お得な本日の蕎麦ランチは売切れていました。残念でした。

天ぷらや小鉢、庭先の新鮮な野菜が食べられるので本当に美味しいです。

蕎麦は二八か十割を選べます。久々の大ヒット!混雑して欲しくないけど、混んでいます。美味しいです。営業日に注意して必ず再訪します。

引用:食べログ

他にも、食べログ内にはこんな画像が!

そばゆとお蕎麦のかりん糖でしょうか?

高級なお蕎麦屋さんでいただくそばの麺で作ったかりんとうがこんなふうにでてくることがあってとっても美味しいんですよ!

そばゆとかりんとう

拘留孫(くるそん)オープンのきっかけ

松下さんご夫妻

引用:http://colocal.jp/topics/lifestyle/inabe/20170412_95100.html

いなべ市出身の拘留孫(くるそん)のオーナー松下祐康さん(62歳)は、地元の高校を卒業後に、いなべ市藤原町)役場に就職しました。

25歳の時に看護師をしていた奥様の清子さんと結婚し、2人の子どもに恵まれます。

松下さんが蕎麦打ちを始めたのは52歳の時です。

拘留孫(くるそん)のあるいなべ市は、岐阜県や滋賀県と隣接していて、いなべのなかでも特に自然豊かな地域として知られています。

もともと、稲作が盛んだったいなべ市の篠立は、比較的冷涼で昼夜の気温差が大きい気候はソバの栽培に向いていたために、市が休耕田活用のために蕎麦栽培を推奨し、2002年から〈常陸秋蕎麦〉という品種の栽培・生産を開始しています。

今では三重県で最も多い作付面積と生産量を誇っているのですが、当時、蕎麦栽培を推奨するにあたって、市役所に蕎麦打ち同好会を創設。

松下祐康さんも初期からのメンバーとして、蕎麦打ちを習はじめました。

そのおかげで、蕎麦打ちのできる市民は増えたものの、蕎麦を食べる文化が根づいていなかったせいもあり、蕎麦を振る舞う場所はまだまだ少なく、松下さんは当初「定食の横に蕎麦を出す程度」のお店を考えていたそうです。

松下さんの実家は兼業農家で、父の幸一さんが土建業をしながら畑を守ってきていたのですが、81歳で他界。

先祖代々受け継がれてきた畑や、山菜が採れる山は500坪ほども有り、荒らすこともできないと、この先どうしようかと随分悩んだそうです。

亡くなる前にこれまで集めた資料などをもらっていてとは言え、松下さん自身は農業経験がなかったこともあり、毎日仕事から帰ってきたら野菜に水をやって、
土日は草取りや山の掃除に追われ、死ぬまでこんなことをしていくのかなと。

先祖代祭受け継がれた畑と言っても、基本的には自家栽培で、収穫した野菜を周りの人におすそ分けして楽しんでいるような感じで、産地直売所などで販売しても、生産量が少ないので、大した金額にもならず、土地に振り回されてしまっていたような状態だたそうです。

そこで思いついたのがまず農家レストランだったそうです。

幸いに、そば打ち経験も既に10年位経っており、講習会に行ったりするなかで、

ついでに蕎麦も出そうかな

という、気軽な気持ちからのスタートだったそうですが、気がつけばお蕎麦がメインのお店を開くことになっていたのだそうです。

あと1年働けば晴れて定年退職だったにもかかわらず、59歳の時に役場を早期退職し、自宅を改装。

くるそん内装

引用:食べログ

そして2015年にオープンしたお店が「山里乃蕎麦家・拘留孫(くるそん)」です。

店内は、畳敷きでテーブル席とお座敷とに分かれています。

公務員の早期退職って、凄くもったいないんじゃないか?って思ったのですが、1年早く市役所を辞めたことについて、

「10年早く辞めるならともかく、1年や2年だったら定年と変わらない。
週4日、昼の11時半から2時半までの営業で、生活を支えられる収益があるかっていうと、それもあらへんけどね」

引用:http://colocal.jp/topics/lifestyle/inabe/20170412_95100.html

と、お店をだそうかな?って思った時点で、気持ちは既に役所からは離れてしまっていたんでしょうね。

まとめ

ここでは、10月7日に人生の楽園で放送されるいなべ市にあるお蕎麦やさん「山里乃蕎麦屋・拘留孫(くるそん)」の場所やメニューと口コミについてまとめています。

営業日が、土・日・月・日の4日のみと限られていることや、定食の数も限りがあるので、土日は早い時間に売り切れ得しまうので、事前予約をしえおいたほうが良さそうです。

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