京谷和幸(元車いすバスケットボール選手)がモデルになっているドラマ「君に捧げるエンブレム」が嵐の櫻井翔さん主演で放送されます。
京谷和幸(きょうたにかずゆき)さんについては、以前にドキュメンタリー番組などに出演されたこともおありなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
現在は、車いすバスケットボール選手としては引退なさっていますが、シドニー、アテネ、北京、ロンドンと4大会連続で車椅子バスケットボールのパラリンピック日本代表としてご活躍されていました。
最後は、ロンドンのパラリンピックです。
わたしは昨年のリオパラリンピックで車いすバスケを知ったのですが、思った以上に激しいスポーツだったのに驚きました。
今夜のドラマで、京谷和幸さんの経歴や車いす生活になった経緯も放送されるとは思うのですが、ここでは、リアルな京谷和幸さんと車椅子バスケをはじめるきっかけなった小滝修氏との出会いなどについてまとめてみました。
プロフィールと経歴
- 名 前:京谷 和幸 (きょうや かずゆき)
- 生年月日:昭和46年8月13日
- 血液型/星座:O型/しし座
- 出身地:北海道室蘭市
- 資 格:JFA公認B級コーチライセンス(2016年4月取得)
車いすバスケを始めたきっかけは?
京谷和幸さんはもともとはJリーガー。
幼い頃からサッカーをされていた京谷さんは、高校2年の時にユース日本代表に選出。
高校3年生になると、バルセロナオリンピックの代表候補に選出されるほどサッカーでご活躍されていた選手です。
高校卒業後は、サッカーの名門・古河電工に入社。
1991年に現在の『ジェフユナイテッド市原・千葉』と契約し、1993年のJリーグ発足と同時にJリーガーになっています。
この頃ってJリーグの大ブームの時期でした。
世間からも大注目されていた矢先の11月28日、自動車を運転中の不慮の事故により下半身不随の重症を負ってしまったのです。
実はこの日は、結婚式のための衣装合わせに行く途中だったのです。
治療やリハビリのかいもあり、晴れて1994年10月23日にご結婚されているのですが、この事故は今まで応援してくれていた奥さま側からの大反対もあってやっとこぎつけた結婚だったようです。
小滝修との出会い
京谷和幸さんが車椅子バスケットボールをはじめたきっかけは、事故によって下半身不随の後遺症が残ったために、身体障害者手帳の交付を受けに市役所を訪れた時のこと。
受付を担当してくれた方が、車椅子バスケットボールの元日本代表のヘッドコーチを務めていた小滝修という方でした。
小滝修氏は、京谷さんが元Jリーガーだったと言うことがわかると、車椅子バスケットボールの世界熱心に誘ってくれたそうです。
ここでの出会いと熱心な誘いがなかったら、京谷和幸さんは車いすバスケに出会うことはなかったのかもしれませんね。
小滝修氏は現在、日本車椅子バスケットボール連盟の理事をなさっており、みんなに知ってもらいたい、楽しんでもらいたいという思いで活動していらっしゃり、以下のようにおっしゃっていました。
「1つのスポーツとして楽しんでもらうのが(会場を)満員にするキーワード。
“感動できる”競技力を向上していけば、認知度も自然に高まり、満員につながっていく。」
京谷和幸さんは元々、身体能力は人並み以上で、体格もガッチリしています。
車椅子バスケットボールでも、負けん気の強さと努力からメキメキと頭角を表し、2000年のシドニーで開催されたパラリンピックでは日本代表に選出されました。
ドラマのあらすじを見てみると、京谷和幸さんが車いすバスケを始める経緯はかなりリアルに再現されるようです。
君に捧げるエンブレムあらすじは?
主人公の鷹匠和也(たかじょう・かずや)は幼少の頃から注目を浴びてきた天才サッカー選手。Jリーグに入団し、23歳で念願のサッカー日本A代表にも選ばれ、自慢の婚約者・仲川未希(なかがわ・みき)との新居も構え、まさに順風満帆、栄光の人生をその足でひた走ってきた。ところが、結婚式の衣装合わせを控えたある日、和也は交通事故にあい、脊髄を損傷する大怪我をおってしまう。立てない、歩けない、一生を車椅子で過ごさなければいけない…。「この2本の脚さえあればオレはどこでだって生きていける」そう思ってやまなかった和也につきつけられた過酷な現実。人生そのものを失ったに等しい絶望のどん底にいた彼に、未希が差し出したのは婚姻届だった…。
以前と変わらぬ態度で接する未希に支えられ、驚異的なスピードでリハビリを克服していく和也。だが、結婚に反対する双方の家族、世間のあわれみの目、何より弱者になってしまったことを受け入れざるを得ない自分自身…、サッカーに代わるものなど見つけられず、先の見えない人生に、なすすべもなくいら立つことしかできずにいた。
そんなある日、リハビリセンターの体育館で、偶然、車椅子バスケを目撃する和也。激しいボール、床をこするタイヤの焦げた匂い、戦車のような車椅子、ぶつかりあう屈強な男たち。そして、その熱気…。吸い込まれるように見入っていた和也の手に、「やってみますか?」と一つのボールが手渡される。
「妻に誇れる男でありたい。生まれてくる子に誇れる父でありたい。自分に誇れる人生を歩みたい」。パラリンピック日本代表選手を目指す和也の新たな挑戦が始まった…出典:http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2016/160908-i235.html
まとめ
ここでは、「君に捧げるエンブレム」の主人公のモデルになっている京谷和幸(元車いすバスケットボール選手)についてまとめてみました。
櫻井くんがどんな風に京谷和幸さんを演じるのか楽しみです。
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