2020年夏の流れ星の代表選手ペルセウス座流星群が見頃のピークを迎えます。
ペルセウス座流星群は、ほぼ確実に毎年たくさんの流星が出現するために、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに、「三大流星群」と呼ばれています。
ちなみに、極大期の夜空の暗い場所で観測したときに、1時間あたりに見られる流星数は、なんと40個!
街明かりの中では見える数は減ってしまうのですが、単純計算で15分に10個位みえる計算になりますね。
2020年の福岡でのペルセウス流星群の観測条件はお天気があまり良くないので、少し日にちをずらして見るとよさそうです。
ここでは、2020年のペルセウス流星群を福岡でみるための見頃のピーク時間や方向方角について調べてみました。
目 次
2020年福岡でのペルセウス流星群の見ごろのピーク時間と方向方角について
ペルセウス流星群の、全国的な見頃のピーク日時は、
8月12日(水)22:00 なんですが、福岡の場合は、8月16日(日)~8月18日(火)の22:00~明け方までが見頃のピークになりそうです。
というのは、福岡、8月11日から結構な雨が降っていて、夜も曇り空で、残念ながらお天気がわるいのです。
ピーク日時ほどではないけれど、8月20日くらいまでは、ペルセウス流星群の出現期間です。
それで8月12日以降、1週間の天気予報もチェックしてみたのですが、ずっと午後から雲マーク・・・
なんとか、16日(日)以降は、降水確率も10%程度なので、曇っていても雲の切れ間を狙えるんじゃないかと思うんですね。
しかもこの日くらいから、お月さまがぐっと細くなるので、8月16日(日)以降の夜、狙ってみてくださいね。
ペルセウス流星群を見る方角や方向は?
ペルセウス流星群を観測するための方向方角は真上です。
流星は、月や火星とは違い、夜空を駆け回るかのように、四方八方から流れては消えていくので、一方方向しか見えないようなマンションのベランダとかの場合は、観測できる数が少なくなってしまう可能性が大きいのです。
ただ、気持ち北東を意識してみてくださいね。
ただし、月明かりが気になりだしたら西寄りの空です。
ちなみに2017年以降のペルセウス流星群の観測条件は以下のようになります。
来年2021年のペルセウス流星群を、あなたは、誰とどこで見るのでしょうね☆
- 2017年:悪い
- 2018年:良い
- 2019年:悪い
- 2020年:悪い ←今年
- 2021年:最良
ペルセウス座流星群・流星の色
今朝のペルセ群流星を切り抜きしました。流星の色は緑からピンクへと変化します。昨年の流星も同様でした。デジタルカメラの性能が良いので色がわかりやすいのでしょう。緑は酸素による発光です。#久万高原 #ペルセウス座流星群 pic.twitter.com/QhsK8CN90n— 藤田康英 (@yfujita320) 2017年8月13日
3:51:04 雲間のカシオペア座に流星痕をともなう火球がながれました。-千葉県木更津市金田東 #ペルセウス座流星群 #流れ星 #火球 pic.twitter.com/QYXoqsHMjF
— たなかつ (@t2pix) 2017年8月12日
ペルセウス座流星群とは?
ペルセウス座流星群(学名 Perseids)は、母天体はスイフト・タットル彗星で、ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群で、正式名称は、ペルセウス座γ流星群(ペルセウス座ガンマ流星群)と呼ばれています。
西暦36年には、1時間に100個以上もの流星が出現したとも言われていて、ひときわ流星群の中でもパワフルです。
流れる星の火球が速く明るいために、流れ星そのものだけではなく、残像のように流星痕を併せてみることが出来るです。
また、肉眼での観察が可能な流れ星で、うす曇りの天気であっても観測ができるとても嬉しい流星群です。
毎年、7月20日頃から8月20日頃にかけて出現し、8月13日前後に最大の見ごろを迎えますから、はやめの7月末頃から夜空を見上げると、嬉しいサプライズを受け取れるかもしれませんよ。
2019年ペルセウス流星群の見ごろの日にちはいつだった?
例年、ペルセウス座流星群の極大時期は毎年8月12日から13日ごろです。
そして、2019年の最大極大時刻は8月13日(月)の16時とまだまだ明るい時刻だったことと、大きなお月さまの影響で観測状懸念はよくありませんでした。
2019年の見頃の日にちは
- 8/13の未明(2時〜4時)
- 8/14の未明(3時〜4時)でした。
実は、ペルセウス座流星群の全活動期間は長くて、7月17日頃から8月24日頃まで続くと考えられています。
条件が良いとこんなにはっきり!
ペルセウス座流星群の流れ星が飛び始めています。
見頃はお勧め順に
8/13の未明(2時〜4時)
8/14の未明(3時〜4時)
8/12の未明(1時〜4時)
方角はどちらでも。星が良く見える場所で空の広い範囲をご覧ください。
動画は一昨日未明に撮影したペルセウス座流星群の流星です。 pic.twitter.com/8QvhJqSAaA— KAGAYA (@KAGAYA_11949) August 10, 2019
ペルセウス流星群見頃のピーク時間は?
上記、KACAYAさんのツイートにもあるように、見頃のピーク時刻は明け方。
- 8/13の未明(2時〜4時)
- 8/14の未明(3時〜4時)
ペルセウス座流星群の動きが活発な極大日時は、8月13日の16:00頃です
ただ、さすがにこの時間は太陽光に負けてしまいますし、2019年の月は、ほぼ夜の間中空にのぼっているからです。
三日月など細い月明かりだとまだ希望はありますが、今年の月は結構大きいですからね。
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まとめと感想
ここでは、2020年のペルセウス流星群を福岡で見るための見頃のピーク時間や方向方角についてまとめています。
ペルセウス流星群の見頃のピーク日時は、本来なら8月12日(水)22:00。
ただし、お天気の関係上、福岡の場合は、8月16日(日)~8月18日(火)の22:00~明け方までが見頃のピークになりそうです。
昨年に続いて、あまり観測条件が良いとはいえないペルセウス流星群ですが、来年は2017年以来久しぶりに条件が整います。
来年はコロナが収束していますように!
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