8月の代表的な流れ星、ペルセウス座流星群が見頃のピークを向かえます。

ペルセウス座流星群は、三大流星群の1つで、毎年たくさんの流星がほぼ確実に出現し、肉眼でもハッキリと見ることができるんです。

一昨年は地球に大接近していた火星とともに見ることができたのですが、昨年の観測条件はそれほどよくありませんでしたから、2020年はお天気さえ良ければ、観測できそうですよ!

ここでは、そんな2020年のペルセウス流星群について、大阪での見頃のピーク時間や方向方角について調べてみました。

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2020年の大阪でのペルセウス流星群の見頃の日にちとピーク時間

大阪でのペルセウス流星群の見頃のピーク日時は、

・8月13日(木)22:00~8月14日0:00すぎ頃まで

本来の2020年のペルセウス流星群の見頃のピーク日時は、

  • 8月12日(水)22:00 です。

ただ、この日の大阪のお天気は、午後から曇ってくる予報になっているのです。

雲の切れ間を狙うと運良く観測することはできそうですが、空全体に薄雲がかかっていると、流石に観測できません。

しかも日にちが13日に変わる頃、月がのぼり始めます。

2020年8月12日の月の大きさは、下弦の月なので半分の大きさです。

月が真上に昇り切る前、雲の切れ間を狙えば、なんとか観測できそうですが、日にちを1日ずらして、13日の22:00以降が確実そうです。

8月12日の月の大きさをチェック

8月12日(水)の月はを月齢カレンダーでチェックしてみると、ご覧のとおり半分の大きさです。

月が出てくるのが23:30以降なので、12日を狙うとすれば、22:00~23:30頃までの雲の切れ間を狙ってみてくださいね!

8月12日大阪の月の出入り時刻もチェック

ペルセウス流星群は、極大日の前後でも観測できる流れ星なので、お天気もよく、12日よりも月が細くなった8月13日のほうが大阪では見頃になりそうです。

2020年ペルセウス流星群観測の方角方向は?

ペルセウス流星群を観測するための方向方角は真上です。

というのは、流がれ星は、月や火星とは違い、夜空を駆け回るかのように、四方八方から流れては消えていくからです。

なので、一方方向しか見えないようなマンションのベランダとかの場合は観測できる数が少なくなってしまう場合があるのです。

月も、太陽と同じように、東から昇って西に沈んでいくので、深夜以降は月と反対側の西向きの真上を狙ってみてくださいね。

ちなみに、昨年、2019年のペルセウス流星群のピーク日時や観測条件もおさらいチェックしておきましょう。

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2019年のペルセウス流星群・大阪での見ごろの日にちとピーク時間はどうだった?

2019年のペルセウス流星群の見頃のピーク日時は、

  • 8月13日(火)の明け方(2時〜4時)
  • 8月14日(水)の明け方(3時〜4時)

8月12日(日)の夜22:00~13日(月)の明け方4:00くらいまで

流れ星の活動で、ピーク日時を決めていく時、観察場所や月の条件などは考慮せず、流星群自体の活動が最も活発になること、またはその時期を極大(きょくだい)というのですが、2019年の極大日は8月13日の16:00。

さすがにこの時刻は太陽光に負けて流れ星どころではありません。

さらに、今年は月明かりの関係上、条件が整うのが明け方になるんです。

月の大きさと出入り時刻もおさらいチェックしてみましょう。

2019年8月の月の大きさをおさらいチェック

2019年8月のペルセウス流星群が見頃を迎える頃は、満月に近く、大きな月でした。

2019年8月の大阪の月の出入り時刻もおさらいチェック

2019年の8月、ペルセウス流星群が見頃のピークだった13日前後は、太陽が沈むより早く月が出てきてました。

もともと流れ星は夜明け前に出現することが多いので、ちょっと早起きして夜明けまで観測できた方は、観測することができてますね。

2019年のペルセウス流星群の様子を、KAGAYAさんがツイートしてくださっています。

 

↓下記のツイートは2018年のもの。

この歳のペルセウス流星群の観測条件は最高でした!

 

ちなみに、今後のペルセウス流星群の観測条件は以下のようになっています。

ペルセウス流星群の観測条件
  • 2017年:悪い
  • 2018年:良い 
  • 2019年:悪い 
  • 2020年:まずまず ←今年
  • 2021年:最良

観測条件が最良になる2021年は、コロナが収束しているといいなぁっと思います。

あなたは誰とどこでペルセウス流星群を観測するのでしょうね☆

では、最後になりましたが、ペルセウス流星群について。

ペルセウス座流星群とは?

ペルセウス座流星群の母天体はスイフト・タットル彗星で、ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群です。

正式名称は、ペルセウス座γ流星群(ペルセウス座ガンマ流星群)と呼ばれています。

西暦36年には、1時間に100個以上もの流星が出現したとも言われています。流星群の中でも特にパワフルで、火球が速く明るいために、流れ星と併せて流星痕を見ることもできるのです。

また、肉眼での観察が可能な流れ星で、うす曇りの天気であっても観測ができるという、観測する側からすると、とても嬉しい流星群です。

毎年、7月20日頃から8月20日頃にかけて出現し、8月13日前後に最大の見ごろを向かえます。

気持ちの余裕がある時には夜空を見上げると、あれって流れ星?みたいなサプライズを受け取れるかもしれません。

ちょうど7月末~8月初旬ごろまでは、水瓶座流星群や山羊座流星群もピーク日時をむかえていますから是非!

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天体観測用の無料アプリ

スマホ用のアプリで、あの星なんだっけ?と夜空の星にスマホをかざすとこんなふうに星座が浮かび上がってくるアプリがあります。

もちろん無料です♪

こんなふうに衛星なんも表示されます。

更に面白いのは、室内でも、方向方角を合わせると、星座が出現するんです。

この室内に浮かび上がっているのは、土星と射手座。

2018年に火星と土星が地球に大接近したときに、あっちこっちにかざして遊んでいたときの画像です。

無料アプリなので、ぜひ遊んでみてください!

 

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また最近では、子供用の望遠鏡でも値段が安い割には高性能のものがズラリ。

しかも、スマホ対応なんですよ!

大人の方が夢中になりそうだけど、家族みんなで流れ星を観測した令和元年の夏休みの思い出は、ずっと心に残る大切な出来事として心に刻むことができますね。

こちらも併せてチェックしてみてくださいね。

 

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まとめ

ここでは、2020年のペルセウス流星群の大阪での見頃のピーク時間や方向方角について調べてみました。

  • 8月13日(木)22:00~8月14日0:00すぎ頃まで
  • 方向方角:真上

大阪での2020年のペルセウス流星群の観測条件はまずまずなので、人混みを開けた広い公園などで観測してみてくださいね。

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