「休けい処 くすくす」と「ゲストハウスきんせんか」のある、香川県三豊市志々島は、瀬戸内海に浮かぶ車も信号もない周囲約3.8kmの小さな島。
この志々島で島おこしを始めた、山地常安さん(65歳)と妻・綾子さん(65歳)が4月8日の人生の楽園の主人公です。
ここでは、村おこしのためにオープンした「休けい処 くすくす」と観光客が宿泊できる「ゲストハウスきんせんか」の行き方やアクセス、また宿泊料金についても調べました。
目 次
休けい処 くすくすオープンのきっかけ
志々島生まれの常安さんは、4歳のときに家族と神戸に移り住み、妻の綾子さんを連れて故郷の志々島にUターンしたのは50代半ばでした。
昭和初期には、花卉栽培(かきさいばい)が盛んで、人口が1000人を超えた志々島ですが、現在島で暮らす人は17人となっています。
*花卉栽培(かきさいばい)とは、観賞用の植物を育てる仕事です。
故郷の過疎化を目の当たりにした常安さんは「島に人を呼び込もう」と動き出しました。
まずは、妻の綾子さんとともに、観光客や島の人がくつろげる「休けい処 くすくす」をオープン。
続いて宿泊施設の構想を抱き始めると、常安さんの前に心強い仲間が現れたのです。
同じく志々島にUターンしてきた北野省一さん(76歳)と、連絡船が出航している詫間町で不動産業を営む井出喜久美さん(46歳)です。
常安さんを含めた三人は、島の活性化を目指し『志々島振興合同会社』を設立し、島で唯一の宿泊施設となる「ゲストハウス きんせんか」をオープンさせたのです。
ほかにも、移住促進のためのイベントを開催したり、島の未来に向けた活動を続けており、目標は「島民を30人に増やす」こと。
休けい処 くすくす
休けい処くすくすは、志々島唯一の無料休憩所&カフェで、場所は、船着き場の目の前とあって、船の待合所としても利用されています。
http://mitoyo-honmamon.seesaa.net/article/399634691古民家を改装して作られたクスクスは、外観もそのまま民家。
室内も、押し入れがそのまま残っていたりして、おばあちゃん家に遊びに来たみたいというほど、ほっこりした空間になっています。
カフェメニューは探しきれなかったのですが、飲み物やアイスのほか、志々島の特産品を使ったスイーツやドリンクもありそうです。
カフェが併設と言っても、持ち込みもOKだそうです。
お土産も売られていて、ヤギさんのまぐかっぷが人気のようですね!
【島の休憩所 楠々(くすくす)】
定期船の待合室や休憩所としてご利用いただけます。
志々島のお土産等も販売しております。 pic.twitter.com/zzJRsXToPi— 香川県三豊市観光協会スタッフ (@mitoyoshikanko) 2015年1月25日
くすくすの店舗情報
営業時間
営業時間は、船の出発と到着に合わせての短い時間で
オープン時間が、以下のようになっています。
- AM だいたい:10:30~11:30
- PM だいたい:14:30~15:30
こんなゆったりした感じもうれしいですね。
住所・電話番号
- 所在地:〒769-1109 香川県三豊市詫間町志々島172
- 電話番号:090-1598-5885
くすくすの行き方・アクセス
場所は、志々島港のすぐ目の前!
志々島へのアクセスJ
1.JR詫間駅より三豊市コミュニティバスで
- 【詫間線(名部戸行(ナブトイキ))】
- 【詫間三野線(大浜行)】
- 【高瀬仁尾線(大浜行)】のいずれかに乗車後、【詫間庁舎】バス停で下車。
2.詫間庁舎バス停より、徒歩約3分の宮ノ下港より定期船に乗車
- 三豊市詫間町のマリンウエーブすぐ横にある宮の下港から、片道20分。
(一日3往復の直行便定期船がでています) - 須田港から粟島を経由していく定期便があります。
船宮の下港 ~ 志々島
08:30発 ~ 08:50着
12:45発 ~ 13:05着
16:15発 ~ 16:35着船志々島 ~ 宮の下港
07:25発 ~ 07:45着
11:30発 ~ 11:50着
15:50発 ~ 16:10着詳しい時刻表 ⇒ 粟島汽船のご案内
ゲストハウスきんせんか
ゲストハウスきんせんかは、島唯一の宿泊施設で築150年の空き家をリフォームして作られています。
山地さんと仲間たち三人は、島の活性化を目指し『志々島振興合同会社』を設立。
自己資金に補助金、また準備金にはクラウドファンディングで調達し、2016年5月にオープンさせたのがこの「ゲストハウスきんせんか」です。
ゲストハウスきんせんかの宿泊料金
- 1泊素泊まり:2,000円
- 宿泊は最大1組7名まで可能
- 予約:0875-83-5740(志々島振興合同会社)
以下、志々島振興合同会社さんのフェイスブックです。
まとめ
ここでは、は、瀬戸内海に浮かぶ車も信号もない周囲約3.8kmの香川県三豊市の小さな志々島の「休けい処 くすくす」と観光客が宿泊できる「ゲストハウスきんせんか」についまとめています。
志々島は、家屋は残っているもの現在は、ほとんど廃墟です。
ただ、過去には映画の撮影にも使われていたほど、風情ある美しい村なんですよ。
この放送がきっかけで、島が少しずつ活性化していくとよいな、と思いました。
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