http://bp-uccj.jp/publications/kokoronotomo/%E3%80%8E%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AE%E5%8F%8B%E3%80%802007%E5%B9%B4%E3%80%809%E6%9C%88%E5%8F%B7%E3%80%8F/

訪問診療医小澤竹俊(おざわたけとし)医師が3月6日のプロフェッショナルの主人公です。

ここでは、そんな在宅医療の最先端の小澤竹俊(おざわたけとし)医師のプロフィールとともに、代表を務める診療所『めぐみ在宅クリニック』や、在宅介護ができる人を養成するための、『エンドオブライフ・ケア協会』についても調べてみました。

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小澤竹俊プロフィール

小澤竹俊先生は、「最期は、わが家で迎えたい」と願う患者や家族の希望に寄り添い、穏やかな最期を約束する、在宅医療という方法で、個人宅を往診しながら診察されています。

おざわ たけとし

少子高齢化が問題視されるなか、団塊の世代が75歳を超える2025年に、医療介護の受け皿が崩壊するのではないかと危惧されているそうです。

その一方で、財政難だからといって、病院の診療体制を充実させることは難しく、今見直されているのが、人生の最期までケアする小澤竹俊先生のような、質の高い在宅医療です。

小澤竹俊先生は、在宅医療の訪問診療医として、1年間に300人以上の患者を看取っているそうです。

看取りの技法、広める小澤竹俊さん 「苦しみを通じて気づく『本当の支え』」https://t.co/IgATvHaaWS

  • 名前:小澤竹俊(おざわたけとし)
  • 生まれ:1963年東京生まれ
  • 1987年:東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。
  • 1991年:山形大学大学院医学研究科医学専攻博士課程修了。 救命救急センター、農村医療に従事。
  • 1991年、山形南部教会で洗礼を受ける。
  • 1994年:横浜甦生病院 内科・ホスピス勤務、
  • 1996年にはホスピス病棟長となる。
  • 2006年めぐみ在宅クリニックを開院、院長として現在に至る。
  • 2013年より、人生の最終段階に対応できる人材育成プロジェクトを開始し、多死時代にむけた人材育成に取り組む。
  • 2015年、有志とともに一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会を設立し、理事に就任。

本も何冊か出版なさっているのですが、こちらが最新版です。
アマゾンのレビューも1件だけあがっていました。

前作に続いて、泣かされるかと思ったが、今度は勇気づけられた。ところどころにある書き込みページが自分の気持ちを再認識でき、
面白い本だった。書き込むページがもっとあってもよいかと思ったが、ちょうどいいかもしれません。
2冊セットで読むと、緩和ケアが理解できるというより、一人で学べる「人生の意味」といえるかもしれません。

 

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小澤竹俊の経歴

1994年の、横浜甦生病院ホスピス勤務時に、東海大学の村田久行さんよりスピリチュアルケアについて学び、その経験を活かし、2000年より学校を中心に「いのちの授業」題し、全国の学生に講演会も行っていらっしゃいます。

また、一般向けの講演も数多く行い、「ホスピスマインドの伝道師」として精力的な活動も続けていらっしゃいます。

その後2006年に、院長を務める『めぐみ在宅クリニック』を開設。

小澤先生は特に「聴く力」を意識しながら、患者やその家族から徹底的に、症状や状況を聞いていくのだそうで、

  • 反復したり
  • 問いかけたり
  • 時に沈黙したり を繰り返しながら、聴く技術を使い患者や家族との人間関係を深めていくのだそうです。

そんな小澤先生が、在宅介護にこだわる理由は、

「最期を迎える人が生きていてよかったと思えるようにしてあげたい」

と、考えているからだそうです。

 

めぐみ在宅クリニック

 

めぐみ在宅クリニックの在宅医療とは?

在宅治療とは、高齢で足腰の負担が増えたり、病気のために通院が困難な人のために、自宅に訪問医が訪問をして医療を提供することです。

安心して医療を受けられるように「めぐみ在宅クリニック」では、24時間365日の診療体制を整えているそうです。

めぐみ在宅クリニックの費用について

在宅医療でケアを受けようとする時の費用は、個人個人の立場によって変わってきます。

たとえば、

  • 医療保険負担の割合が1割負担なのか3割負担なのか
  • 身障手帳が有るのか無いのか
  • 在宅酸素などが必要か否か

などが基本で、1ケ月のうちの訪問回数や、治療内容によって当然医療費は変わってきます。

標準負担額は、月2回の訪問と24時間緊急体制で、以下の表が1ヶ月あたりの負担金額の目安です。

対象 負担割合 標準負担額 負担上限
高齢者
1割 約7,000〜8,000円 12,000円
3割 約20,000円 44,000円
一般
(70歳未満)
3割 約20,000円 高額医療による
自己負担限度額

引用元:http://www.megumizaitaku.jp/medical/fee/

エンドオブライフ・ケア協会

エンドオブライフ・ケア協会

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20161206000966.html

小澤竹俊医師の、「エンドオブライフ・ケア協会」は、それぞれの地域で、人生の最終段階を迎える人やその家族への援助ができる人材を育成することを目的として、立ち上げられた協会です。

「エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座」は、多職種連携での対応から1対1での対応まで、具体的な対人援助の方法を、事例やロールプレイを通した学習が行われます。

詳細は ⇒ エンドオブライフ・ケア協会

まとめ

ここでは、在宅診療医・小澤竹俊(おざわたけとし)医師と「めぐみ在宅クリニック」について調べてみました。

確かに、私の周りでもご自宅で最後まで過ごしたいという方はとっても多いようです。

ただ、その時に、介護体制や医療体制がまだまだ不十分なのが現状おように感じています。

以前も、別番組で同じような在宅医療活動についての番組をやっていました。

⇒ やまと診療所(板橋区)と在宅医療PAになる方法やシステムと安井佑院長について:カンブリア宮殿

 

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