現代の魔術師と呼ばれている落合陽一さんが11月19日の情熱大陸の主人公なのですが、街のどこかですれ違っても落合陽一さんとはわからないだろうな?って思うくらい見た目はとっても普通。
ところが、東京大学大学院修了⇒飛び級で博士号を取得というだけではなく、筑波大学学長補佐という肩書も!
こんな高学歴とずば抜けた知能の持ち主の話って、かたっくるしくてよくわからない、って思っていたのですが、講演会の動画を見ていると吸い込まれるように興味がわきます!
近未来の科学にも落合陽一さん自身にも。
落合陽一さんはすでにご結婚なさっているのですが、奥様との馴れ初めはなんと講演会での出会いだったそうです。
情熱大陸始まってすぐ冒頭の、ストローでレトルトカレーをチュウチュウ吸っている映像には驚愕したし、バックに写りこんでいたちょっとご年配の男性の表情がとっても印象的でした!
ただ、セミナー動画をみていると「落合さんの妻の気持ちがよーく分かる」というくらい、男女の愛とは違うけど、不思議な落合陽一の世界に吸い込まれて、魔法をかけられたような感じになりますね。
なのでここでは、落合陽一さんについてプロフィールや経歴とともに、講演会動画についても調べてみました。
落合陽一プロフィール
- 名前:落合陽一
- 生年月日:1987年9月16日(30歳 2017年)
- 出身:京都港区生まれ
- 高校:開成高等学校卒業
- 大学:筑波大学⇒東京大学大学院修了⇒飛び級で博士号を取得
『僕は今ですね どうやったら20世紀の我々が標準化して統一化してきた世界観をアップデートできるかてことをあらゆるところで挑戦しています。』
と言い放つ落合さんと、自称デジタルアーティストとおっしゃっていて、そのなかで取り組んでいる「デジタルネイチャー」って何?が簡単な自己紹介とともに収録されています。
デジタルネイチャーとは、
『機械に任せられるところは積極的にまかせ、人とテクノロジーが支え合う』
ということなんだそうです。
高校の偏差値も調べてみた!
落合さんが卒業した高校は、なんと、全国でも2位の難関校!
偏差値はなんと78で、数学の偏差値は99なんだとか。
偏差値99って一体どんな世界なんでしょうか???
ちなみの全国1位の難関校ってどこだ!?と調べてみたら、灘高でした。
でも、落合さんが卒業した開成高校と偏差値1しか違わないんですよね~。
講演会がスゴすぎる!
こちらは落合さん自身の結婚式と奥様です。
落合さんのツイッター内には一緒に食事する場面なんかにも沢山写っていらっしゃいますよ。
お子さんも一人いらっしゃいます。
結婚式だった! エモ! pic.twitter.com/0J4B7RFRH8
— 落合陽一/Dr.YoichiOchiai (@ochyai) 2016年10月15日
この奥様との出会いとお付き合いのきっかけは、落合さんの講演会での出会いだったそうなのです。
講演会の動画を幾つかしらべてみたのですが、どの講演会での出会いだったのかは、さがしきれなかったのですが、これは惹かれる!と納得した講演会の動画がこちら!
今年8月行われたもので、40分とちょっと長いのですが、ぜひぜひ聞いてみてください。
大学で、こんな授業受けるのってたのしいだろうな?っても思えます。
出版本について
落合陽一さんは沢山の本も出版されているのですが私が一番気になったのがこちら。
ちょっと古いんですけどね。
「魔法」という言葉が付くととたんに惹かれます。
- 第1章 魔法をひもとくコンピュータヒストリー
- 第2章 心を動かす計算機
- 第3章 イシュードリブンの時代
- 第4章 新しい表層/深層
- 第5章 コンピューテショナル・フィールド
- 第6章 デジタルネイチャー
とう構成の本で、ちょっとむずかしそうなんですが、アマゾンから、口コミ・レビューをピックアップしてみました。
●触れる空間ディスプレイ技術には驚きました。ITという言葉では括れない、未来のコンピュータ技術のあり方について考えるよいきっかけになりました。マウスの発明者であるアランケイの師匠も出てきて、ギークにも満足の内容です。
●この本を読まずして、21世紀は語れない!そう思えるくらいの一冊です。
今メディアに引っ張りだこの落合先生ですが、こんなすごい人がまだ30歳になったばかりとは驚きです。
落合陽一の目には、もう今を超えて、こんな未来が描かれているのか、と驚きました。
あらゆる意味で、自分の視野の狭さや生きている世界の小ささに気づいてしまいました。
こんな風に自分が好きなものをひたすら追いかける生き方はかっこいい。アートとテクノロジーが融合しているので、どちらかに興味があれば面白く読み進められると思います。この時代に生きていて、この本を読まないのはもったいないとさえ思ってしまいます。引用:魔法の世紀
沢山のレビューのなかで、コレまたピンときて、この本読みたいっと思ったのが以下のレビューです。
●非常に示唆に富む内容だったが、個人的に強く共感したのは「科学の形」が変わるという部分。
かつては「なんでかわからないけどこうなる」という現象の裏にある「原理」を探すのが科学だった。
「肉を火で焼くと、食べてもおなか痛くならない」という現象は、火に「聖なる力」があるからではなく、
微生物を殺しているから。それを発見するのが科学だった。科学が進み、理論が確立されてきて謎が謎でなくなると、
「理論的にはこうだから、こういうことができるんじゃね?」という形で「応用」しているのが、
少し前までの科学だった。これが、AIの登場によって再び元の形に回帰するという。「AIで分析したら、これが正しいって結果が出た。理屈を探そう」って世界がやってくる。
まさに今、囲碁や将棋の世界でそうなっている。まさに時代の先をとらえた先見性だろう。個人的には「ゲートをなくす」という点をもう少し深堀した著作を読んでみたい。
引用:魔法の世紀
また、来年1月には新刊も出版予定で、こちらはちょっと硬そうな内容ですが、こちらも面白そうですよ。
『なぜ僕は今、日本再興戦略を語るのか』という書き出しではじまっていて、いま一番気になっていることが書かrているんじゃないかと思います。
第1章:欧米という幻想
日本は近代化以降、つねに「欧米」を模範としてきた。しかし、そもそも、「欧米」などというものはない。平等と公平、個人と依存など、日本式と米国式・欧州式の間には思想的・文化的な大きな違いが存在している。まず「欧米」という幻想を払拭することから、日本再興が始まる。第2章:日本とは何か。日本人とは何か。
「欧米」信仰を抜け出すためには、まず日本と日本人の原点を知る必要がある。明治維新以前の日本、とくに江戸時代には、日本人の文化やスタイルを考える上でのヒントが多く隠されている。欧米式を日本に移植するという難題に挑んだ福沢諭吉を通じて、日本と欧米の差についても考えていく。第3章:テクノロジーは世界をどう変えるのか
今後の世界と日本を考える上で、不可欠なのがテクノロジーに対する洞察だ。AI、ブロックチェーン、自動運転、5Gといったテクノロジーは、世界の枠組み、ライフスタイル、都市、経済、政治などをどう変えていくのか。その変化の本質について展望する。第4章:日本のグランドデザイン:少子高齢化・人口減少という大チャンス
これからの日本を考える際の、最重要トレンドは「少子高齢化と人口減少」。これを悲観的な材料としてとらえる声は強いが、テクノロジーをうまく活用し、社会システムを再構築すれば、むしろ日本再興の大きな切り札となる。人口減少時代の日本再興戦略の大きなビジョンを語る。第5章:日本政治再興戦略:新時代の民主主義、地方自治、外交、
東京を中心とした中央集権型の国家システムは今の日本にはもう合わない。テクノロジーを活かしつつ、より小さい単位で地方自治を行うーーそんな形に民主主義をアップデートする必要がある。これからの国防・外交戦略とあわせて、新しい「国のかたち」を提言する。第6章:日本人再興戦略:新時代の教育、大学、会社、リーダー、コミュニティ
日本を再興するためには、まず日本人を再興しなければならない。そのために大事なのは、子育てから大学に至る教育、そして、企業やコミュニティのあり方だ。欧州式と米国式のモザイク模様となっている日本の教育・大学・会社のあり方をどう変えるべきか。未来のかたちを構想する。
まとめ
ここでは落合陽一さんについてプロフィールや経歴とともに、講演会についても調べてみました。
『僕は今ですね どうやったら20世紀の我々が標準化して統一化してきた世界観をアップデートできるかてことをあらゆるところで挑戦しています。』
という言葉が凄く刺激的でした。
今の自分の生活からは想像できないような近未来の話や魔法の話は、やっぱりワクワクするし惹かれるものですね!
世界でおれしか知らないからな
人類で僕しか知らないしか知らないんですよ
と、新開発された新型の網膜投影式のメガネもすごい進化だなぁと思います。
#InterBee2017 で弊社Pixie Dust Technologiesで開発中の新型の広視野角+透過型+網膜投影のHMD発表しました.詳細は日曜日の「情熱大陸」をお待ちください. pic.twitter.com/FGvXFGPYNy
— 落合陽一/Dr.YoichiOchiai (@ochyai) 2017年11月16日
そういえば、
11月18日のマツコ会議で放送された「IQが超高い人しか入れない」というメンサ(MENSA)というグループがあるらしく、その番組もとっても面白かったです。
落合さんもメンサに入会しているのかな?
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