大田区にある不思議な七差路『七辻』がドキュメント72時間で放送されます。
七辻(ななつじ)とは、7本の道路が交わる交差点のことで、大田区のほかにも大阪や福岡にも「七辻」と呼ばれる七差路があるようです。
ここでは、大田区の不思議な七差路『七辻』の場所や行き方アクセスについてまとめています。
目 次
大田区の七差路(七辻)について
大田区の七差路(七辻)は、自転車や車、歩行者がひっきりなしに通るのですが、道の数が多すぎて信号機もつけられないそうです。
それなのに、自然と人が譲り合うためか不思議と交通事故は少ないそうで、「日本一ゆずり合いモデル交差点」の看板があがっています。
テレビで見ている分には、それほど車が多いようには感じなかったのですが、どこからか歩行者や自転車が飛び出してきそうで、お互いに譲り合って、スピードダウンしながらゆっくり渡っていってしたね。
http://www4.nhk.or.jp/72hours/
大田区の七辻の場所
- 住所:大田区南蒲田2丁目、東六郷1丁目、南六郷1丁目の境界にあたる多叉路で、住宅街の生活道路です。
上から見ると綺麗に放射線状に伸びているのがわかります。
交通アクセスと地図
アクセス
【JR京浜東北線蒲田駅東口下車】
- 京急バス萩中経由羽田空港ターミナル行き
- 羽田車庫行き
- 羽田整備場行きで七辻通りバス停徒歩約2分
【京急の雑色駅か糀谷駅】
駅から徒歩15分以上はかかりそうです。
お問い合わせ先
大田区の郷土博物館(電話:03-3777-1070)
大田区の七辻の由来
大田区の七辻(ななつじ)は、戦前、戦中は軍需工場地帯で、終戦後は空爆で跡形もなくなり、焼け野原となっていた場所だそうです。
大正6年から、10年の歳月をかけて行われた耕地整理によって完成したものだそうです。
当時は、荏原郡六郷村子之神と呼ばれ、人家もまばらで、水田と桃・梨・ぶどうなどの果樹を植えた畑が広がり、春には花見客でにぎわっていたとか。
その後、時代が移り変わって、多くの人々が住むようになったていますが、今でも自然を愛し、やさしさと思いやりのある心は受け継がれているため、この地に事故はないのだそうです。
それぞれの角にはヘアーサロン、歯科医、寿司屋、焼き肉屋、青果店、クリーニング屋、たばこ屋さんなどがあって、青果店なんかは昔ながらの懐かしい感じです。
「七辻」は地名ではないのに・・・
ちょっと、面白いな、と思ったのが、この大田区の「七辻」は地名ではありません。
それなのに附近のお店は「七辻店」と表示してあるのです。
こちらは、セブンイレブン。
こちらも、昔ながらの薬局。
地正式な地名よりも大田区では「七辻」で通用するんでしょうね。
Twitterの口コミは?
口コミ、というほどではないのですが、七辻に関するつぶやきがありましたのでご紹介します。
大田区の七辻にきた。ホントに道が七つ交差してる。すごい。 pic.twitter.com/05FpKZAd2U
— 西村まさゆき (@tokyo26) 2013年7月27日
今日の #かず散歩 はここから。しかし、「ゆずり合い」の看板がボコボコなのはどゆことよ?(^_^; (@ 七辻 in 大田区, 東京都) https://t.co/4KzRV9myva pic.twitter.com/nzPHUMo6zN
— DJ-Kaz (@djkaz) 2015年5月9日
福岡の七差路「七辻」の場所は?
福岡にも、「七辻」と呼ばれる七差路があるというので調べてみると、な~んと、福岡市内の「原の交差点」でした!
地図で見ると確かに七差路というか、八差路ですね!
大田区のに比べると、福岡の原交差点のほうが大きくて交通量も多いのですが、流石にここは信号機がついています。
福岡県福岡市早良区の原(はら)交差点は、国道202号(福岡県道559号)、福岡県道558号、福岡市道原拾六町線、福岡市道原686号線(福岡市道685号線)及び福岡市道原780号線が交わる七差路である。これらに福岡市道原南庄線を含めれば、この交差点は、八差路となる。引用:ウィキペディア
まとめ
ここでは、ドキュメント72時間で放送された大田区の不思議な七差路『七辻』の場所や行き方アクセスについてまとめています。
特別でもなく、地名でもない不思議な七差路『七辻』ですが、こんな場所って妙に惹かれます。
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