宮崎の街の一角に置かれた「路上ピアノ」=「ストリートピアノ」の3日間がドキュメント72時間で放送されます。
このピアノは、宮崎の中心市街地にあるこの広場を、行き交う人々が集うことのできる新たなスポットにするために、NPO法人の関係者をはじめ、地元商店街や大学の関係者達で結成された実行委員会によって、廃棄されていたピアノにペイントして蘇らせ、2013年9月28日からここに設置したものです。
ここでは、宮崎の「ストリートピアノ」のある場所や、海外でのプロジェクトについてまとめています。
目 次
宮崎の路上ピアノ(ストリートピアノ)について
ストリートピアノデザインのテーマは「街×未来×希望」
宮崎の中心市街地が音楽に満ちあふれ、活性化することで、賑わいや創造が生まれることに願いを込めて描かれ、そして設置されました。
いつでも誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」は、バス待ちの老人が指1本で童謡を弾いたり、若者がドラマの主題歌を演奏したり、ピアノの設置以来、毎日通い、独学で練習した男性が奏でる音に、集まった人々が拍手喝さいしたり。
色んな人が演奏し、色んな人がそれに耳を傾けます。
宮崎の「ストリートピアノ」のある場所
ストリートピアノの置いてある場所は『みやざきアートセンター』。
みやざきアートセンターは、宮崎市の中心市街地活性化基本計画によって2009年(平成21年)10月に誕生した新しい文化公共施設です。
この1階にあるスペースは、「太陽の広場」と呼ばれ、その一角に、青くペイントされたピアノが置かれています。
みやざきアートセンター
みやざきアートセンターの運営は、指定管理者みやざき文化村(特定非営利活動法人 宮崎文化本舗+特定非営利活動法人 みやざき子ども文化センター)が行っています。
ここでは、多くの方に日常的に文化・芸術に親しんでいただけるような、さまざまなジャンルの展示・イベントが企画されています。
また、市民活動の場として、会議室としての利用や美術作品の展示、コンサートなど、多くの方が耳痛に使えるようなシステムになっています。
みやざきアートセンター詳細
- 住所:宮崎市橘通西3丁目3番27号
- 電話:0985-22-3115
- FAX: 0985-22-3116
- 駐車場:なし
- URL:http://miyazaki-ac.com/
行き方・アクセス
- 宮崎空港からタクシーで20分、バスで25分。JR宮崎空港駅→宮崎駅10分。
- 宮崎駅からタクシーで5分。
- 宮崎駅から10分。
- 宮崎インターから20分。
駐車場について
*みやざきアートセンターの専用駐車場はありませんが、提携駐車場が近くにあります。
最近では、スマホから駐車場を予約できるシステムもあり、混雑時期には事前に予約しておくと安心ですし、当日急な場合でも空きがあればすぐに予約できるのですごく便利です。
⇒ akippa
⇒ B-Times
「Play Me, I'm Yours」プロジェクト
私はストリートピアノという、街中に置かれたピアノのことは、この番組で初めて知ったのですが、海外、例えばフランスでは、120以上の駅に設置されているほど、多く置かれているのだそうです。
これは、イギリスのアーティスト「ルーク・イェラム(Luke Jerram)」氏による「Play Me, I'm Yours」というプロジェクトで、2008年3月に、バーミンガムで15台のピアノからスタート。
10月にはブラジル・サンパウロ、2009年1月にはオーストリアのシドニーと世界中をツアーして、世界のさまざまな都市を巡っています。
日本で1番最初に「スロリートピアノ」が設置されたのは、宮崎のお隣、鹿児島県で、地元の、デザイン系専門学校の生徒たちがペイントした2台のピアノです。
海外のストリートピアノ
海外のストリートピアノは実にカラフルにペイントされているものが多いです。
スーパーマリオの演奏曲もありました!
道端に置かれたピアノを引く方の演奏も素敵です。
またこちらは、フランスの駅構内に設置されたものでペイントはされていませんが、演奏する男性も曲もやっぱりステキです。
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まとめ
ここでは、宮崎に置かれたストリートピアノのある場所のほか、海外でのストリートピアノについてもまとめています。
生の演奏は、スピーカーから流れるどんなに上手でそんなに有名な曲よりもまさると思っています。
ましてや外で聞く演奏は、その場の雑音と混じり合って、空気を伝って届く振動を皮膚で感じる事もできます。
そしてそれは、体で感じるとても贅沢な感覚だと思えます。
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