http://www.hongkongnavi.com/special/5059043
チョンキンマンション01

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チョンキンマンション(重慶大厦)という香港の九龍半島(くーろんはんとう)の香港随一の繁華街、尖沙咀(チムサーチョイ)のネイザンロードというメインストリートにある怪しい巨大雑居ビルが3月17日のドキュメント72時間で放送されます。

もう、このチョンキンマンションの怪しさ、大好きです。

ここではチョンキンマンションの上階にある格安ホテルについてまとめてみました。

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映画にもたくさん出てくる

私がこのチョンキンマンションを知ったのは、まだ香港がイギリス領土だったころ、香港映画にどっぷりハマっていた時期です。

このチョンキンマンションは、香港映画などでは頻繁に見かける場所で、1番有名なのは『恋する惑星』でしょうか?

恋する惑星 [Blu-ray]

ウォンカーウァイ監督が有名になった作品でもあり、金城武が有名になった作品でもあります。

恋する惑星のストーリーは前半と後半にわかれていて、前半の金髪女性の麻薬密売人と金城武扮する刑事モウの妖しく陰鬱な出会いを描いたストーリで、そのメイン舞台になっているのが迷路のようなチョンキンマンションの上階、ホテルのあるあたりです。

カメラアングルや照明が妖艶すぎて、益々チョンキンマンションを怪しくしているし、映画を不思議な感じにもしているのですが惹かれるんですよね。

映画のストーリーは、会話もほとんどなく、ただひたすら逃げる密売人と追いかける刑事、みたいなかんじで、迷路のような薄暗い通路は、チョンキンマンションをかなり上手に描写できているな、と思って見ていました。

ストーリー的には、意味がよくわからないのですが。

この恋する惑星よりももっと分かりやすくチョンキンマンションの内部を映し出しているのは、沢木耕太郎さんの旅行小説『深夜特急(アジア編)』に出てくるゲストハウスです。

この小説は、大沢たかお主演でテレビドラマ化し、チョンキンマンション内の麻雀やさんと大沢たかおさんの会話や影像シーンは、そこで商売をする人の日々の様子が再現されていて、観光で訪れる香港ではなく、香港で暮らす人々の日常が映し出されていてとっても惹かれたのでした。

こちらは深夜特急のビデオのジャケットですが、現在は、DVDがシリーズ化されているようです。

深夜特急00

引用:アマゾン

アマゾンのDVDページに飛びます。⇒深夜特急DVD

Youtubeに、深夜特急のメイキングビデオがありました!

チョンキンマンション1階の両替所

細くて暗い迷路のような通路には、両替所や飲食店が並ひしめき合って並んでいます。

最初に香港を訪れた際には、チョンキンマンションの悪評に圧倒されて、ビルの中まで入れなかったのですが、2回め、中国に返還されてから訪れてた時に、勇気を出して入ってみると、怪しい感じはするのですがそれほど怖くもありませんでした。

商売をしているのは、現地のお年寄りやアジア系の方たち。

チョンキンマンション00

引用:http://www4.nhk.or.jp/72hours/

香港ドルへの両替は、空港や市街の銀行、両替所でもできますが、特にレートがいいのがチョンキンマンションにある両替店です。

奥に行くほどレートが良いと言われていて、さすがに夜は怖かったので、明るいお昼の時間に入って、両替して、インド料理や中華料理のお料理用のスパイスをいくつか買った覚えがあります。

本当は1番行ってみたい上階の安宿にも行きたかったのですが、流石にそれは怖くて、普通に日本人向けの設備の整ったホテルに泊まったのですが。

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チョンキンマンションの宿泊所

チョンキンマンション02

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チョンキンマンションの中にはたくさんの宿泊所があるのですが、深夜特急のモデルにもなって、日本人に人気のホテルと言えば、ドラゴンイン(龍匯賓館(Dragom Inn)です。

エレベターホールも私が訪れた時はもっと古かったので、改装されているようで、最近はきれいになっているようです。

口コミによると、思ったよりもきれいでびっくりしたと言う評判が多いのですが、実際の室内はどんなでしょうか?

まず入り口、エントランスがあって、その中をとるとたくさんの客室という作りになっているようで、たしかにそんなに汚くもないし、怖い感じもしません。

ドラゴンin01

http://maniac-hongkong.com/hotel/dragom-inn.php

通路はこんな感じで、宿泊料金は、部屋の広さやタイプによって違っているようで意外に明るいです。

ドラゴンin03

http://maniac-hongkong.com/hotel/dragom-inn.php

室内はこんな風。

枕元のすぐ横にトイレの便器が見えるのは少し気になりますし、ベッド幅は転がり落ちそうに狭いのですが、確かにそれほど不潔な感じもしませんね。

ドラゴンin07

http://maniac-hongkong.com/hotel/dragom-inn.php

備え付けのテレビもあるようです。

ドラゴンin02

http://maniac-hongkong.com/hotel/dragom-inn.php

シャワーとトイレは1畳ほどのスペースにコンパクトに納まっていて、シャワーを使うと、水が跳ねて、トイレはビショビショになる模様です・・・

ドラゴンin04

http://maniac-hongkong.com/hotel/dragom-inn.php

もう一部屋、こちらはちょっとモダンな雰囲気の客室で、やはりそれほど古さも感じませんしきれいです。

ドラゴンin05

http://youpouch.com/2014/12/26/243107/

ただ、このドラゴンinというホテル、チョンキンマンションが1960年に経っている古い建物なので、当然エレベーターもガタゴトとかなり古くて怖いようなのです。

そしてさすがに非常階段は映画「恋する惑星」のシーンそのもの。

古くて怖いです。

おおきなゴミが落ちていたりはしませんが、あんまり(というか、失礼ながらアンモニア臭がしそうな汚い感じ)きれいでもありません。

ドラゴンin06

http://youpouch.com/2014/12/26/243107/

チョンキンマンションの最寄り駅

チョンキンマンションのある最寄りの地下鉄駅乗り場や、車両は、思ったよりも近代的です。

この地下鉄は、香港島と九龍半島を結ぶ海底をとおる地下鉄で、こちらのほうが便利に行き来できるのですが、お天気が良ければ舟で島を行き来するのも気持ち良いんですよ。

チムサーチョイ

http://motoki-sasurai.cocolog-nifty.com/sasuraiforever/2012/09/2012-part16-e4f.html

チムサーチョイ02

http://motoki-sasurai.cocolog-nifty.com/sasuraiforever/2012/09/2012-part16-e4f.html

チョンキンマンション(重慶大厦)の住所と地図

住所:36-44 Nathan Rd, Tsim Sha Tsui, 香港

まとめ

ここでは、香港のチョンキンマンションについてまとめています。

調べていると、とても懐かしくなって、急に香港に行きたくなってしまいました。

関東からだと、深夜に日本を出発して早朝に香港に到着する日帰りで行けるフライト便があるようです。

香港でたべる朝粥は貝柱や小エビなど、海鮮で出汁をとったおかゆに、いろんなものをトッピングしていただくのですが、これがとっても美味しいのです。

人気店は朝から現地の方や観光客で待たないと座れないほど賑わいます。

この時期の香港は、日中お天気が良いと既に汗ばむくらい暖かいのですが、とても気持ちのよい季節になっています。

レスリー・チャンやトニー・レオンにどっぷりハマって香港にハマって、もう随分昔のことになりますが、今年は香港に旅行に行こうかな。

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