秋田のいちじく(北限のいちじく)の9割を生産しているにかほ市の大竹地区。
この、大竹地区のいちじくの甘露煮が9月21日のあさイチで放送されるのですが、物凄く美味しそうなんです!
秋田の大竹地区では、熟しても青い「ホワイトゼノア」という一般的ないちじくとは品種の違うものが生産されていて通称「北限のいちじく」と呼ばれています。
このいちじくを丁寧に6時間煮込み、さらに2時間寝かせることでみずみずしい甘露煮ができあがるのだそうです。
ここでは、秋田のにかほ市大竹地区で作られるいちじくの甘露煮もお取り寄せ通販と、いちじくの栄養や効果効能について、またいちじくの甘露煮の作り方についても、まとめています。
余談ですが、「ドライいちじくの紅茶煮」も、紅茶の香りとあいまって、物凄く美味しいんですよ!
目 次
いちじくの甘露煮のお取り寄せ通販サイト
9月21日に、あさイチで放送される大竹のいちじくを製造している佐藤勘六商店さんのいちじくの甘露煮は、楽天市場やyahooショッピングからのお取り寄せ通販が可能です。
↓楽天市場に飛びます。
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佐藤勘六商店さんのいちじくの甘露煮は、お水を加えず、砂糖と水あめだけで作られます。
秋に収穫されたいちじくは、新鮮なうちに「ヘタ」を取り、直径40センチもある専用の和釜で「ゆで洗い」。
その「ゆで洗い」されたいちじくに、砂糖と水あめを加え、6時間以上かけて「あめ色」になるまで煮込みます。
水の代わりに使用する水分は、全ていちじくからあふれ出るいちじくの果汁のみなので、いちじくの味も栄養もぎゅっと閉じ込められているんですよ。
大竹地区のいちじくについて
秋田県でいちじくの9割を生産しているのが、にかほ市大竹地区です。
この大竹地区は、秋田と山形の県境、標高2,236Mの鳥海山の麓にある自然豊かな海と山に挟まれた土地。
ここで、生産されている「ホワイトゼノア」という種類のいちじくは、糖度が高く、また果肉は柔らかく、香りも良いのが特徴です。
この、ホワイトゼノアという品種は、明治初年にフランスから持ち込まれ、西日本などでも多く生産されているのですが、大竹のいちじくは、通称『北限の無花果』とも呼ばれています。
通常のいちじくは、放おっておくと、天高くぐんぐん伸びていくのですが、いちじくの甘露煮を生産している佐藤勘六商店の農園のいちじくはこんなふうに横に広がっています。
この画像をよく見ると、樹木にありがちな頂点(まっすぐに伸びていく部分)がないのがわかりますか?
これは、先日のあさイチでも放送されていた、埼玉県日高市の高麗川(こまがわ)マロンの栽培方法と同じ「低樹高栽培」と言って、リンゴの木などの剪定と同じ手法で、人の手が届きやすく栽培されているからです。
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こんな風に、手入れをしながら大切に育てるいちじくの木は、カミキリ虫に食われてしまったり、実がつきにくくなるなどの理由で、10年くらいで大体役目を終えてしまうそうです。
樹木って、永遠に生きづづけるような印象があるのですが、思っていたよりも現役としての寿命は短いですね。
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いちじくの栄養について
いちじくについて
いちじく(無花果)の原産地はアラビア南部だと言われており、旧約聖書の中では、アダムとイブが体を隠したのがいちじくの葉であったという話は有名です。
古代ローマでは「不老不死の果物」と呼ばれ、トルコでは「聖なる果実」として重宝されています。
日本の一般的ないちじく(無花果)は、中国経由で江戸時代に伝わたものがほとんどです。
そして、私たちが食べている部分は「無花果」という漢字からもわかるように、実は果実ではなく花の部なんですよ。
また、いちじくの葉は薬用としても使用され、煎じて飲んだりお風呂に入れて使ったりもできます。
いちじくの栄養素
いちじくの主な栄養素は、ペクチン、カリウム、ミネラルです。
ペクチン
ペクチンは、水溶性の食物繊維で、腸の動きを活性化させるため、便秘の予防に効果があります。
カリウム
カリウムは、利尿作用と身体の中にある余分なナトリウムを出す働きを持っていますから、むくみの改善にも繋がります。
ミネラル
いちじくが持つミネラルは、カルシウムや鉄分などで、血や骨の素となる栄養素をバランスよく含んでいます。
その他にも、いちじくには「フィシン」などの消化酵素が含まれているので、消化を促進させてくれるとともに、二日酔いにもなりにくいと言われています。
いちじくの効果効能
いちじくは、女性のための果実と言っても過言ではないくらい、女性には嬉しい食べ物です。
抗酸化作用がある
いちじくには、ザクロエラグ酸や、アントシアニン、ポリフェノール類という、抗酸化作用も多く含みます。
抗酸化作用とは体を錆びさせない作用、つまり、簡単にいうと老化を防いでくれる作用です。
エストロゲン様作用がある
またいちじくには、女性ホルモンと良くしたエストロゲンに似た構造を持った成分がふくまれています。
更年期以降の女性に不足しがちなエストロゲンは、お肌の張りを保つだけではなく、骨粗鬆症予防にもつながる大切なホルモンです。
いちじくの甘露煮の作り方
いちじくの甘露煮の作り方はとっても簡単です。
材料
- いちじく:200g(6個くらい)
- 砂糖(てんさい糖):50g
- 赤ワイン:少々
- レモン汁又はポッカレモン:少々
作り方
- いちじくのヘタを取る(皮も剥いでも剥がなくてもOK)
- いちじくが隠れる位の水と砂糖(てんさい糖)を入れて、アクを取りながら水気がなくなるまで煮る。
- ワインとレモン汁を入れて、アルコールをとばしたら出来上がり!
出来上がったいちじくの甘露煮は、そのまま食べる他、パウンドケーキに入れて焼いたり、ヨーグルトに混ぜてもよいですね。
また、味や質感は落ちるけど、冷凍保存も可能です。
ドライいちじくの紅茶煮の作り方
余談ですが、私は、冒頭でもちらりと書いたドライいちじくの紅茶煮が大好きです。
野菜や果物は乾燥させることによって、その栄養素がグンとUPしますし、ドライいちじくは1年中手に入れることができます。
作り方
ドライいちじくがたっぷりかぶるくらいの紅茶とお砂糖(分量はお好みで加減)に暫く浸して水分がなくなるまで弱火で煮るだけ!
紅茶は、市販のリ◯プトンなんかのティーパックでOK。
紅茶の香りの、ちょっと大人の美味しいおやつになります。
コーヒーにも悪くはないけど、緑茶によく合います!
まとめ
ここでは、秋田のにかほ市は大竹地区で作られるいちじくの甘露煮のお取り寄せ通販と、いちじくの栄養や効果効能について。
またいちじくの甘露煮の作り方についてもまとめています。
佐藤商店さんのツイッターでは、あさイチで放送されることがツイートしてありました!
イノッチと有働アナのMCでおなじみ、#NHK 朝の情報番組「#あさイチ」に、にかほ市大竹の #いちじく 及び勘六商店が登場します!9/21(木)午前9時頃!日本全国へ生中継! ぜひご覧くださいー!https://t.co/OAIr8EKHxn #いちじくいち #にかほ #秋田 pic.twitter.com/MctCWryqVj
— いちじくいち (@1jiku1) 2017年9月20日
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