出典:http://www.nhk.or.jp/professional/

彩色(さいしき)復元師の荒木 かおりさんが1月23日のプロフェッショナルのの主人公です。

彩色(さいしき)復元師と、失われてしまった色彩を取り戻すことが仕事で、荒木 かおりさんが取り組んでいるのは、日本の経年劣化して色褪せた国宝や文化財。

荒木かおり

出典:http://www.nhk.or.jp/professional/

ここでは、彩色(復元師の荒木かおりさんのプロフィールや、現在までに手掛けた文化財とにについてまとめてみました。

Sponsored Links

荒木かおりさんプロフィール

  • 名前:荒木 かおり(あらき かおり)
  • 生年月日:1958年(58歳)
  • 出身地:京都府
  • 学歴:京都教育大学美術科日本画専攻
  • 職業:彩色復元師

現在は、川面(かわも)美術研究所の所長を務める荒木かおりさんの父、川面稜一氏も彩色復元師で、今の会社の設立者です。

子供の頃の荒木さんは、彩色復元師の父の仕事場をのぞくこともよくあったそうで、一日中背中を丸めて絵と向き合っている割には、全く作業がはかどらない様子を見て、なんて退屈そうな仕事だろうとおもっていたそうです。

それもそのはず、彩色復元師が、一日に復元できる面積は、なんとおおよそ約10センチ四方なのだそうです。

修復する相手は、国宝級の建築物や文化財。
たしかにこれは、なかなか進みそうにありません。

また、一生に手がけることができる数も、それほど多くはないはずです。

荒木さんの復元技術は?

荒木さんの、世界中から称賛されるその復元技術の最大の特徴は、科学の力を駆使した忠実な再現力。

数百年を経て、柄と色が判別できなくなった柱や彫刻の彩色復元は困難を極めのですが、荒木さんは、業界でも異例と言われる高精度の科学調査をもとにまた女性ならではの観点から、当時の生活習慣や作者の筆使いの癖まで細かく調べ上げることで、国宝を次々とよみがえらせてきています。

荒木さんが手掛けた国宝・文化財

荒木さんが今までに復元させてきた国宝や文化財は、どれも有名なものばかりで、実際に見たことはなくても、名前は聞いたことのあるようなものばかりです。

・清水寺(西門・天井)
・禅林寺(永観堂)
・国宝 北野天満宮 本殿及三光門 彩色復原
・国宝 西本願寺 唐門 彩色復原
・名古屋城 杉戸絵 復原模写
・湯島天満宮 本殿 建築彩色 新築
・大崎八幡宮 天井画 復原模写

清水寺の三重塔

清水寺三重塔

京都市伏見にある御香宮神社

京都市伏見御香宮神社

京都市伏見御香宮神社

まとめ

日本の国宝や文化財って、地味な色味のものがおおいのかな?とおもっていたのですがとても鮮やかです。

ここでは彩色復元士の荒木かおりさんについてまとめてみました。

Sponsored Links
ピックアップ関連コンテンツ