熊本県の川尻精霊流しは、江戸時代から400年以上の歴史がある盂蘭盆会(うらぼんえ)の伝統行事です。
*盂蘭盆会(うらぼんえ)とは、サンスクリット語の「ウランバナ」の音訳で、ウランバナの意味は「逆さまにつるされた苦しみ」ということで、もし自分の先祖がそのような苦しみにあっていたならば、祖の霊をなぐさめたいという心から生まれた行事です。
この川尻精霊流しは、加勢川を無数の精霊舟や万灯籠が静かに流れ、その光は、とても神秘的でとっても美しいのです。
精霊流しの後は、「がんばろう川尻」をテーマに、地域の夏の風物詩となっている花火大会が開催されます。
花火大会では、スターマインや尺玉、ナイアガラ、メッセージ花火など約3000発の迫力ある花火打ち上げられ、たくさんの出店と大迫力の花火が楽しめます。
ここでは、川尻精霊流しとその後の花火大会について、口コミや駐車場、穴場についてまとめています。
目 次
川尻精霊流し・花火大会について
- 開催日時: 2019年8月15日(木)
- 精霊流し:19:00~20:00
- 花火大会:20:00~21:00 ※小雨決行
- 住所・場所: 熊本県熊本市南区川尻 加勢川(加勢川橋~新町橋間)
- 駐車場: 臨時駐車場約100台(町内各所駐車場には目印の「のぼり」あり)
・当日は18:00~22:00の間、新町橋(しんまちばし)周辺で交通規制 - トイレ 臨時トイレ10基(2か所)
精霊舟の持ち込みについて
- 受付時刻:8月15日:17:00~19:00
- 精霊流し事務局: 096-358-6892
- 流し料:舟の大きさによって異なる
精霊舟は当日会場に持ち込むため、予約は不要です。流し料は、舟の大きさによって異なりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。
おおよその料金は、
- 1メートル以内:2,000円
- 2メートル以内:3,000円
- 2メートル以上:5,000円
- 手作り角灯篭(限定約50台):1,500円(流し料込み)
川尻精霊流し花火大会の行き方アクセス
熊本県熊本市南区川尻 加勢川(加勢川橋~新町橋間)
JRで
- JR鹿児島本線「川尻駅」から徒歩15分
- 熊本交通センターからバス約25分「川尻町」下車徒歩約5分
お車で
九州道・御船ICから約20分
駐車場
・臨時駐車場約100台は、町内各所の駐車可能な場所には目印の「のぼり」あります。
・ただし当日は、18:00~22:00の間、新町橋(しんまちばし)周辺で交通規制の為ご注意ください。
ただ、例年2万人を超える人で賑わうこの川尻精霊流し花火大会は、駐車場が全く足りません。
周辺にコインパーキングもあるのですが駐車可能台数がとっても少ないのです。
最近は、事前に予約できる駐車場なんかもありますから、事前チェックをしておいたほうが安心です。
また駐車場確保が難しいこの地域は、お祭りなどのイベントときのみでも空いたスペースを駐車場として貸し出してくれるお宅を探している会社があります。
このあたりの住宅街では、車庫はあるけど日中は空きスペースになっているお宅がほとんどです。
予約できる駐車場の需要に合わせて、駐車場を提供してくれるスペースを探している会社があります。
煩わしい初期費用や設備投資は一切なし!
特にこんな大きなイベント時期には、駐車場探しが本当に大変です。
空きスペースを眠らせておくのはすごくもったいないし、駐車場探しに右往左往しているドライバーにとっては、本当にありがたいです。
お祭り時期だけでも、提供していただけると本当に助かりますので、空きスペースあるよ、というお宅はぜひご検討なさってください!
川尻精霊流し花火大会の穴場スポットは?
川尻の花火大会は、あまり混雑せずに、河川敷の広範囲で観覧可能です。なのであえて穴場、というなら、打ち上げ場所の対岸あたりでしょうか?
川尻精霊流し花火大会の屋台について
河川敷には、屋台もずらりと並びます。そしてかなりの人混みですよ。
今日の締めくくりは川尻精霊流し!
久しぶりに来た‼︎ pic.twitter.com/lqw4MXjARe— 赤ぶちめがねな美容師☆中村亜希子 (@802Arue) 2016年8月15日
・夜店も沢山出て美味しかったしとっても賑やかでした温泉施設も豊富だし来年も絶対行きたいです
・かなり綺麗だし手が込んだ仕掛け花火などが魅力です
・高いビルもなく自然のなかで見る花火は最高です。
川尻精霊流しと花火大会の口コミ評判
精霊流しというと、ご先祖さまだけだと思っていたら、ワンちゃんの舟なんかも。
なんだか、ジーンとしてしまいます。
川尻精霊流し pic.twitter.com/xDJzOqeCbE
— たむたむ (@tamutamu_MAX) 2016年8月15日
【魂送る】天草市の小松原川で復興願って「灯籠流し」。願いを書き込んだ灯籠1000基を送り出す。熊本市南区の加勢川では伝統の川尻「精霊流し」。2000基の万灯籠、140隻の「精霊舟」200発の花火で魂を送る。#灯籠流し #精霊流し pic.twitter.com/Oz9WEvNVaN
— テレビタミン/KKTニュース (@kkt_televitamin) 2016年8月16日
まとめと感想
ここでは、毎年8月15日に精霊流しの後に行われる、川尻花火大会について、口コミや駐車場、穴場についてまとめています。
例年2万人以上の人で賑わう川尻精霊流し花火大会は、駐車場が全く足りません。
お車利用の方は、事前に駐車場を予約しておいたほうが確実です。
さらに、お祭り時期だけなら空いた敷地を貸し出せるよ、というお宅があればぜひ、貸出をお願いします!
煩わしい初期費用や設備投資は一切ありません!
実は、この川尻の8月15日は、花火大会よりも400年続く川尻精霊流しのほうが有名です。
真っ暗な空に変わる前の、青い空と加勢川に、無数の精霊舟や万灯籠の光は本当に美しいですね。
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