福岡県立東筑高校といえば、福岡県内では屈指の進学校として、知られていて、受験生にとっては憧れの目指す高校でもあります。
進学校というとガリガリと勉強ばかりしているイメージもありますが、今年の甲子園進出を果たしたことでもわかるように、スポーツも盛んで、なんといっても校風が良いのです!
生徒みんなが、伸び伸びとしています。
そんな福岡県の北九州にある東筑高校の野球部と、部員たちが通う床屋さん「きよみ理容館」が9月1日のドキュメント72時間の主人公です。
ここでは、、東筑高校野球部とが「もう1つの家」というほど、信頼と安心を寄せている「きよみ理容館」の場所やきっかけについて調べてみました。
「きよみ理容室」場所と店舗情報
- 住所:〒807-0832 福岡県北九州八幡西区東筑2丁目10-1
- 店名:きよみ理容館
- TEL:093-603-4954
アクセス・行き方
- 最寄駅:折尾駅(332m)徒歩3分程度
ちょうど、最寄の折尾駅と東筑高校のちょうど中間辺りです。
東筑高校野球部員と「きよみ理容館」の繋がりのきっかけ
きよみ理容館は、30年もの間地元の方はもちろん、東筑高校の野球部員たちを丸刈りにしてきた床屋さん。
女性店長の長野順子さんは69才。
一番元気な盛りの高校生と接していらっしゃるからでしょうか?
とってもハツラツとしていて、野球部員に負けないくらいお元気です
東筑高校の野球部員を丸刈りにするきっかけは、1987年。
きよみ理容室のお客様であった東筑高校の生徒さんから野球部員を紹介され、それ以降挨拶を交わすようになったそうです。
そしてその年、東筑高校は甲子園出場を果たします。
それ以降、野球部員はきよみ理容室の前を通る際には必ずドアを開けて挨拶するほどだそうです。
卒業後も「きよみ理容館」に通うOBも多く、一緒に除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べたこともあるほどだそうです。
また、婚約者をつれて結婚報告に来てくれたOBもいたというほどで、長野順子さんと東筑高校の野球部員とは親戚のような近しい付き合いが続いているようです。
ツイッターには、こんなツイートがありました。
親戚よりももっと近い、もう一つの家なんだそうです。
なんだかジーンと熱いものがこみ上げてきます。
#東筑 高校のすぐ隣にある理髪店「きよみ理容館」
長野順子さん(69歳)
髪を切っても切らなくても長野さんへの挨拶は毎日❗
遡ること30年、当時の東筑主将が長野さんの店に髪を切りに来たのが始まり愛され続けて30年
ここは東筑球児のもう1つの家#石田旭昇 #熱闘甲子園 pic.twitter.com/5CFMMWB7d0— アラレ (@skrk1102kuk) 2017年8月8日
今年2017年いっぱいで「きよみ理容館」が閉店することもあって、長野さんも今年は球児と一緒に甲子園に行くつもりだったそうです。
ところが、今年の福岡はもう、半端なく暑かった。
体力的な心配もあって、お店のテレビで観戦されたようです。
また、甲子園出場が決まる前の福岡大会の決勝は、卒業生らと10人ほどで店のテレビで観戦したそうです。
そして優勝=甲子園出場が決まると「飛んで跳ねて喜んだ」とか。
甲子園出場が決まった福岡大会の翌日は、福岡大会の7試合全てを投げきったエースの石田旭昇君(2年)に「ようがんばったね」と話しかけたそうですよ。
石田旭昇君の動画がYoutubeにUPしてありました。
甲子園出場が決まってからは、定休日も返上で、ベンチ入りしない部員の髪も切ったそうです。
番組内の予告で、店長の長野順子さんが
「いい子たちですよ!」
と言いながら、球児たちの肩をポンポンとたたきながら甲子園に送り出す日でしょうか?
その長野順子さんの笑顔と、東筑高校野球部員のちょっと照れたような、それでも嬉しそうな笑顔がとっても印象的でした。
そんな「きよみ理容室」は、区画整理事業に伴い、今年2017度いっぱいで閉店するのだそうです。
髪を切りに店を来た、3年生石橋和希君は
「自分もきよみも最後の年に、甲子園に出場できてうれしい」
と言い、長野さんは
「閉店は寂しいけど、出場は神様のごほうびです」
と語っていらっしゃいました。
温かいなぁ。
まとめ
ここでは、9月1日にドキュメント72時間で「夏の甲子園 もうひとつの青春」と、題して放送される、福岡県北九州市にある県立東筑高校の野球部員が「もう1つの家」というほど親しんでいる学校側の「きよみ理容館」についてまとめています。
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