火星の大接近がいよいよ間近に迫ってきました!

今年は大正11年(1922年)以来、惑星が3つ(木星・土星・火星)地球に大接近する中で、一番最後に地球に大接近するのが火星です。

そして、火星が地球に接近するのは15年ぶりで、今年のチャンスを見逃すと、次に接近するのは17年後になってしまいます。

既にお天気が良い日は、肉眼でもハッキリと、赤く輝く火星を見ることはできるのですが、せっかくだったら地球に最接近した大きな火星を見てもたいものです。

なのでここでは、火星の大接近について見頃のピーク時間や方向方角、まだどのくらいの大きさで見えるのかも調べてみました。

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火星大接近の見頃のピーク日時について

  • 火星大接近の日にち:2018年7月31日(火)
  • 見頃のピーク時間:18時51分ごろ~4時18分ごろ(東京の場合)

火星の接近は流れ星のように、極大時刻(最も多く出現する時刻)がないので空が真っ暗な時間亭であればOKです。

ちなみに主要都市の各地の日の入り時刻もチェックしてみました。

  • 札幌:18:58~4:25(8月1日の日の出時刻)
  • 仙台:18:48~4:38(8月1日の日の出時刻)
  • 東京:18:47~4:49(8月1日の日の出時刻)
  • 大阪:19:02~5:08(8月1日の日の出時刻)
  • 福岡:19:20~5:30(8月1日の日の出時刻

火星の動きがよく分かるシュミレーション動画が、YoutubeにUPしてありました。

 

火星接近のライブ中継

急遽、Youtude,火星接近のライブ中継がお懇話れるようです。

時間は、7月31日の21:00~。

 

火星最接近の方向方角は?

火星が見える方向方角は、空を見上げる時間帯によって若干変わります。

東 ⇒ 南 ⇒ 南西

理由は、月も星も惑星も、太陽と同じように東から昇って西に沈んでいくからです。

なので、

  • 夜の9時頃には南東の空
  • 深夜0時頃にはほぼ真南
  • 明け方には南西の空 と少し方向を変えて探してみてください!

肉眼で見える大きさは?

火星は、明るく大きく光っているので、今の時期には既に見つけやすい惑星なんですが、地球に最接近した場合はどのくらいの大きさで見えるのかというと、なんと直径2.5くらいの大きさです。

ちょうど米粒の短編が2.5mmサイズくらいでした。

ちなみに、このチラシは、福岡市の科学館のプラネタリウムで開催中の宙語りのチラシ。

ちょうどいま、火星についてのテーマで投影されています。

アロマの香りと男性のナレーションにとっても癒されます。

⇒ 福岡市科学館

全国の天気予報

ちなみに木星が最接近する日のお天気は、西日本はバッチリ晴れマークがついていました。

火星最接近の7月31日の天気予報は、全国的に雲と晴れ。

まずまずそうです。

火星の接近は流れ星のようにあっという間に消えてなくなるものではないので、お天気の良い日を狙って空を眺めてみてくださいね。

ちなみに7月30日の、午後20:00でもかなり大きな赤銅色(オレンジ色)の光を放って鋳ます。

2018年7月31日の天気

2018年8月1日の天気

火星について

火星は、太陽に近い方から4番目の惑星で、地球の外側の軌道を公転しています。

直径は地球の半分程度で、質量は地球の約1/10。

また火星の自転周期は地球とほぼ同じ24.39分ちょっとで、地球と同じようにタウ用に対して自転軸を傾けたまま太陽の周りを周っているので、季節もちゃんとあるんですよ。

ただ、赤色の地表だけ見ると、灼熱な惑星のように感じるけど、太陽から離れていることもあり、表面温度は実際の温度は-53℃。氷に覆われた惑星です。

惑星という名前の由来

惑星っていう名前の由来ってご存知ですか?

惑星たちは火星に限らず逆行といって、後ろに下がっていくような動きをします。

この動きは、太陽の周りを回る速度が(公転速度)が違うからで、地球が追い越したり追い越されさりする時に、地球から見ると逆行していると見えるのです。

同じ速度で、平行に並んで走っていた電車を追い越す時、隣の電車が後ろに下がってくような錯覚を起こすあの減少です。

この後ろに下がっていくような動きが、「惑わしている」ように見えることから、惑星と呼ばれるようになったそうです。

火星と地球の最接近をわかりやすく

そしてなぜこんなに火星の大接近が話題になっているかというと、地球の公転周期が365日なのに対し、火星の公転周期は約2倍の約687日かけて太陽の周りを一周します。

なので、あらまだここに居たの?っという感じで、火星と地球は毎年出会ってはいるのです。

ただ、地球は太陽の周りを一定距離を保ったまま、まん丸く回っていくのに対し、火星は楕円形に回っていきます。

なので、出会う場所にとって遠かったり近かったりするんです。

そして、今年2018年の7月31日(日)に、15年ぶりに一番近い距離で地球と火星が出会うのです。

上の図は、地球と火星がぶつかりそうになってしまった図ですが、地球と火星の距離は5770万キロ。

近いとはいえ、やはり距離はかなり離れているけれど、◯◯光年とかに比べるとずいぶんイメージしやすい距離ですよね。

2018年は、流れ星の観測条件が月の大きさの関係でとっても悪い年なのですが、そのかわりに惑星が楽しませてくれそうです。

木星や土星の接近はどうだった?

既に最接近の時期はのがしたものの、まだまだ木星も土星も地球に近い距離にあります。

別記事を参考にどうぞ。

木星接近★5月10日の見頃のピーク時間と方向方角は?月との接近日時も調査!

土星接近日にちと見頃のピーク時間は?方向方角や月との接近日時も調査!

スマホ用おすすめ格安の天体望遠鏡

一昨年あたりから、以前は高額だったスマホ用の天体望遠鏡も、買いやすい値段のものが沢山販売されるようになりました。

ちょっと性能が良さそうなものと、子供と一緒に楽しめるものを2つピックアップしてみました。

性能がちょっと良い、と言ってもどちらも子供用なんですけどね!

性能の善し悪しで、当然お値段も変わってくるわけですが、私が凄く気になったのが↓↓↓こちら。

小学生のお小遣いで買えそうな値段なので、本格的なものに比べると性能は劣りそうですが、子供と一緒に組み立てて、天体観測できるっていうのは凄く楽しそうです!

まとめ

ここでは7月31日に地球荷台接近する火星について、ピーク時間や方向方角についてまとめています。

  • 見頃のピーク時間:7月31日(火)日暮れ~8月1日(水)の明け方にかけて
  • 方向方角:東~南西

2018年の流れ星は、月明かりの関係で条件がよくないものが殆です。

そのかわりに、1世紀ぶりに地球に接近する惑星の天体ショーが楽しめるというわけです。

天体望遠鏡も、スマホで撮影できるものが思ったよりも安価で売られているんですよね。

2018年の流れ星情報も合わせてどうぞ

2018年の流星群はいつ?方向方角やピーク時間と個数も調査!

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