徳島県にある大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)は切り立ったⅤ字の谷に流れる激流、吉野川沿いに8キロにわたって広がる渓谷です。
間近に見られる岩肌はおよそ2億年~1億年前に、海底奥深くで作られた地層が隆起して吉野川の浸食で偶然、地表に現れたもの。
この、大歩危・小歩危は、国の名勝天然記念物にも指定され、彫刻のような奇岩と四季折々の美しい渓谷が楽しめ、夏には緑色だったもみじ、カエデ、ケヤキ、ウルシが黄色や赤に染まる紅葉時期は絶景です。
遠くからこの景色を眺めるだけでも十分に美しさを満喫できるのですが、ベテラン船頭さんが見どころを案内してくれる川下りも最高に楽しめる観光スポットと、季節を問わず、様々なツアーが企画されています。
ここでは、徳島県にある観光スポット、大歩危・小歩危(おおぼけこぼけ)について、名前の由来や紅葉の見頃の時期について、また遊覧船川下りについても料金など調べてみました。
目 次
大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)の名前の由来
大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)の名前の由来は、断崖を意味する「ほき(歩危)」という古語からきています。
渓谷のあまりの険しさから、大股や小股で歩いても危険という意味から付けられているんですよ。
大歩危小歩危の紅葉の見頃のピーク
- 紅葉鑑賞のスポットは、徳島県三好市山城町重実~上名の間、国道32号線の川沿い
- 色づき始め:11月初旬
- 見頃のピーク:11月中旬~下旬にかけて
- 紅葉する樹木の種類:もみじ、カエデ、ケヤキ、ウルシ
昨日は徳島へ。あいにくの曇り空ではあったけれど、暖かい1日。今年は紅葉が遅いかな??
祖谷渓谷の小便小僧と、ひらがなの「ひ」の形をした ひの字渓谷、それとコバルトブルーの水面と紅葉した山のコントラストが綺麗な大歩危〜小歩危の川沿い。圧巻の絶景。 pic.twitter.com/pGbOKqX60k
— にゃん太 (@meikomade) 2016年11月21日
大歩危小歩危の紅葉鑑賞のスポットの、徳島県三好市山城町重実~上名の間、国道32号線の川沿いは、国道32号線に沿って車を走らせて行きながらでも見ることができます。
ただ、十分な駐車スペースがなく、車の往来も激しい中を反対車線の歩道側に渡ったりするのはとっても危険。
なので、車は観光遊覧船での川下りができる「大歩危峡レストランまんなか」の駐車場に駐車して徒歩で紅葉を楽しむことをおすすめします。
※「大歩危峡レストランまんなか」へのアクセスは
「大歩危峡レストランまんなか」の行き方アクセス
電車で
- JR大歩危駅を下車して徒歩で30分~1時間 または車で5~20分
お車で
- 徳島自動車道 井川池田ICから国道32号(高知方面)へ車で約30分
大歩危小歩危の遊覧船川下りについて
大歩危小歩危の高揚とともに、もう1つ大きな楽しみに遊覧船の川下りがあります!
この遊覧船の川下りは、悪天候じゃない限り1年中いつでも可能で、申込みは「大歩危峡レストランまんなか」できます。
- 場所:〒779-5451 徳島県三好市山城町西宇1520
- 電話:0883-84-1211
- 料金:大人1080円 小人540円(3歳から小学生)
- 申込方法:「大歩危峡レストランまんなか」にて随時受付可能
- 運行時間9:00~17:00
- 運行所要時間:往復30分
高知県西部🐳の帰り道、徳島県の大歩危 小歩危を通ったとき子供達がボートで川下りしてました!キャ〜とか言うて楽しそうでした!(*^^*) pic.twitter.com/WD4cDM5oR9
— UG~! (@OHyu7) 2017年5月5日
大歩危,小歩危を川下りしてきました⛵
岩がすごくて、すごく驚いた😲
大歩危,小歩危の由来は、大股に歩いても、小股に歩いても危険だから大歩危,小歩危ってなったみたい❕
確かに、こんな崖は危ないよね。。。
昔の人は這って通ってたらしい… pic.twitter.com/reRDp1jUts— 🐷あさひ🙋✨ (@hoklove0511) 2017年9月6日
新緑の5月には、鯉のぼりが頭上に泳いでいて、紅葉時期とはまた違った景色が楽しめますね。
四国旅行で徳島の大歩危小歩危峡の川下り✩͓̊
鯉のぼりまだ飾ってて良い感じだった! pic.twitter.com/nkPifJoyWs— mika (@m1riko) 2016年5月27日
「かずら橋」について
大歩危小歩危まで来たら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「かずら橋」です。
場所は、秘境祖谷。
かずら橋! pic.twitter.com/un1Ct61pht
— ちらうら (@k_dg_sechs) 2017年10月2日
かずら橋とは野生のシラクチカズラで編んだつり橋で長さ45メートル、幅2メートル、川面からの高さは14メートルにもなります。
敷綱でつながれた橋の足元は横木と横木のが10センチほど離れているので、そこから見える谷の川面は迫力満点です。
行き方は、JR大歩危駅より車で約20分です。
みんなが両手で吊り橋を渡るなか、カメラ片手に一定スピードで進むオジサン。#かずら橋 pic.twitter.com/N5U1rRaV60
— 登嶋健太【福祉×VR】 (@KentaToshima) 2017年10月5日
かずら橋、見てる分にはイケるとおもたけど実際渡ったら怖い💦全身こわばってへっぴり腰になりながらヒーヒーと必死に渡った💦真ん中で写真撮ってる余裕なんてなかった💦ここで携帯落としたらって思うと😱大丈夫ってわかってるけどもし途中でかずらが切れたり足場が崩れたり橋が壊れたらと想像して😱 pic.twitter.com/DurZeoilWt
— みょう(ドウスルズ) (@myoweat) 2017年10月5日
大歩危小歩危の宿泊やツアーについて
大歩危・小歩危は紅葉時期に限らず、1年中観光が楽しめる場所です。
紅葉の時期は特に、沢山の旅行会社からの紅葉ツアースポットとしても人気の場所で、川下りやロープウェイの空中散歩とセットになった、気軽に参加できそうなツアーもたくさんあります。
また、大歩危・小歩危周辺には沢山の宿泊施設があり、比較的どこも安価で泊まれるところばかりです。
下記の「あわの妙」は、大歩危祖谷の入口、吉野川のほとりにあり、ぬめり気ある源泉アルカリ泉が特徴で、自家製にこだわった夕食和会席や朝食ビュッフェもとっても人気なんですよ。
このあたりは1年中、いつ来ても観光になる場所です。
最近は、おひとりさまでも気軽に参加できるツアーなんかもたくさんあるので、是非お気に入りのスポットを探してみてくださいね。
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まとめ
ここでは、徳島県にある観光スポット、大歩危・小歩危(おおぼけこぼけ)について、名前の由来や紅葉の見頃の時期、また遊覧船川下りについても調べてみました。
- 紅葉鑑賞のスポットは、徳島県三好市山城町重実~上名の間、国道32号線の川沿い
- 色づき始め:11月初旬
- 見頃のピーク:11月中旬~下旬にかけて2022
大歩危小歩危の紅葉は、緑から黄色、オレンジから紅へと変化していき中央を流れる清流吉野川の青とのコントラストもすばらしい景色です。
また、日常では味わえないマイナスイオンたっぷりの大自然を、渓谷での川下りや森林浴などで満喫しながら美味しい食事や紅葉を楽しんで下さいね。
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