小笠原諸島(おがさわらしょとう)は、東京都の南南東約1,000kmの太平洋上にある30余の島々で構成されている島で、自衛隊などの公務員が常駐する島としては父島・硫黄島・南鳥島があるのですが、その中で人が住んでいるのは父島と母島の2つだけ。

その小笠原諸島の父島に週に1回届く宅急便の荷物が配り終わるまでのおよそ3日間の配送車に密着したドキュメンタリーが12月8日に放送されるドキュメント72時間です。

番組内で、『こんな不便さが好き』と言っていた女性の方の言葉がとっても印象的でした。

そんなゆっくりした時間の流れの中で暮らしたいなっておもってここでは小笠原諸島の父島への行き方・アクセスや口コミについてまとめています。

またアパート借りるとどれくらいかかるのか?家賃はいくらかも調べてみました!

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小笠原諸島について

小笠原諸島は、日本で唯一オセアニア区に属しており、ずっと大陸から隔絶していたために、島の生きものは独自の進化を遂げていて、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれるほどだそうです。

ただ最近では、人間が持ち込んだ生物や島の開発などが原因で、島特有の生き物

  • オガサワラオオコウモリ
  • オガサワラノスリ
  • アカガシラカラスバト
  • ハハジマメグロ などの動物のほか、ムニンツツジ、ムニンノボタンといった植物などの固有種は絶滅の危機に瀕しています。

また、周辺の海域では鯨やイルカが生息していて、人馴れしていてとってもフレンドリーです。

インスタ内には沢山のイルカの動画なんかがUPされていて、いるかの泣き声?なんかもゴボゴボという海水の音と一緒に収録されていて、かなり癒やされます!

行き方・アクセス

小笠原の父島を訪れるには、東京港竹芝桟橋から父島二見港まで就航している定期船「おがさわら丸」のみで、飛行場はないので、船が唯一の交通手段です。

でもその船は凄く豪華なんですよ!

父島への行き方

おがさわら丸は東京港竹芝客船ターミナルを午前11時に出港し、父島の二見港には翌日の午前11時に到着。

所要時間は24時間です。

おがさわら丸は、普段はほぼ一週間に一便ですが、ピークシーズンには3、4日に一度のペースで運航されています。

各旅行会社からもツアーが沢山企画されています。

船が1週間に1便なので、1週間の日程のものばかりです!

現在の小笠原の父島には、2000人が暮らしているのですが、1830年に小笠原に初めて人が定住したときは、欧米人5名と太平洋諸島民の約20人でした。

その中のひとり、ナサニヨル・セーボレー氏は、当時、太平洋に進出していた米国などの捕鯨船との間で、サトウキビから蒸留したラム酒の取引を行っていました。

ナサニヨル・セーボレー氏の出身地、米国マサチューセッツ州には、ラム酒の蒸留所が60あったと言われています。

今では小笠原諸島は当たり前に日本だと思っていますが、実は1945年(昭和20年)に米軍に占領され、1968年(昭和43年)6月26日に本土復帰までの23年間は、アメリカ合衆国による統治でした。

過去の沖縄のような感じですね。

小笠原諸島が日本領土となってからは、開拓移住民がサトウキビから砂糖を製造し、主要な農産物として発展しました。

その砂糖作りの過程で生じた副産物は、泡酒と蜜酒の製造に利用されています。

泡酒とは、白下糖製造時に生じる泡を集めて発酵させ、蒸留したもの。
蜜酒は、再製糖の時に生じる糖蜜にぬるま湯を加え、温暖な場所で発酵して作ったもの。

小笠原の地酒といえばラム酒。

小笠原のラム酒は、アルコール度数40度でかわった歴史を背景に、村おこしの一つとして誕生しました。

また、小笠原では、このラム酒に小笠原の特産品パッションフルーツの果汁を加えたアルコール度数12度の地酒「パッションリキュール」も有名です。

アルコール度数12度って、かなり飲みやすいですよね。

 

 

そして2016年には、小笠原ラム酒の新しいブランドが、小笠原母島観光協会のプロデュースで誕生!

その名は『海底熟成ラム「Mother」』で高雨天市場やアマゾンでは探すことができませんでした。

この、海底熟成ラム「Mother」は小笠原の父島ではなく母島の海に1年間沈め、熟成に理想的な温度、環境下でゆっくりと時間をかけて熟成されたあと、ダイバーが引き上げるんですよ!

小笠原諸島・父島の口コミ

父島については、良かったよ、の口コミの代わりに、沢山のインスタ画像がUPされています。

まるでラッセンの世界のようで、海も空も本当にきれい!

きれいな音は海や空だけじゃなく、大木の生息する森もため息が出るほど美しいです。

12/6朝、曇り cloudy #小笠原マルベリー #父島 #三日月山 #ガジュマル

マルベリー 吉井信秋さん(@yoshiinobuaki)がシェアした投稿 -

賃貸アパートっていくらで借りられる?

こんな綺麗でゆっくりした時間の流れる場所はもうm観光旅行では物足りなくて、住みたい!って本気でおもってしまいます。

最近は若者の移住者も多いと言うので、いくらぐらいでアパートが借りられるのか調べてみたのですが、情報なさすぎました。

表に出回る情報て凄く少ないようです。

唯一見つかったのがマンスリーアパート。

敷金礼金無しで、1ヶ月85000円という情報だけでした。

民宿を経営されている方の貸し物件がこちら。

 

小笠原ウィークリ-

引用:http://ogasawara-kinako.com/kirimaruhouse.htm

実際に父島で暮らしていらっしゃる方(マンスリーアパートオーナー)の日常も面白いです!

暮らし⇒ https://ameblo.jp/k-hajime/

まとめ

ここでは、12月8日のドキュメント72時間で放送される小笠原諸島の父島について、行き方・アクセスや口コミについて、またアパート借りるとどれくらいかかるのか?家賃はいくらかも調べてみました。

日本の多くの街では、24時間営業のコンビニで、なんでも便利に買う事ができます。

私の住む街では、郵便屋さんも宅配便も毎日、しかも時間指定できっちり届くのが当たり前でとっても便利だけど、本来はお天気や気候によって柔軟であっていいはずだと思うのです。

週に1回しか荷物が届かないけど、週に1回はきちんと届く。

そんなゆっくりした時間の流れの中で暮らしたいなっておもってここでは小笠原諸島の父島への行き方・アクセスや口コミについてまとめてみました。

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